木洩れ日の渓 3日目

木洩れ日の渓 3日目

南会津
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6/29、お気に入りの木洩れ日の渓を満喫しておこう。
先行者の車は約3台、もっと上流にもいそうだ。
ポツンポツンと距離を置いて停まっているのを確認して、一番下流側に停めて身支度。
今日のロッドはBlue HeronのSuperfine 7’4″、ラインはDT2F。
フライはアダムス#16パラシュート。
このエリアは尺モノはまず出ないのでライトタックルでゆっくり楽しみたい。

開始早々に1尾目。
なんと!オイカワサイズの4寸チビヤマメ、それもスレがかり。(笑)

しかし、それからはピタッと反応が消えた。
やはり先行者に叩かれていた…
ジリジリくるほど出ない。

30分以上経ったろうか、やっとこの渓らしい色白イワナ。サイズは7寸ほどのレギュラー。

この辺りから俄然反応が出てきた。
程なく、透き通ったグリーンの瀬の開き、白い底石から素早くフライに飛び出した魚がパクリ。
ネットインする際に尾鰭の朱色が鮮やかに映った。
小ぶりながら幅広の鰭ピンヤマメ。なんとも美しい。

 

さらにこの直後には今日イチのイワナをネットイン。
そのまま水に浸け撮影しようとした瞬間、勢いよく跳ねてネットから飛び出してそのままバイバイ〜
ネットにはパラシュートフライが残ったままだった…(よくあることだけどね)

この木洩れ日の渓、日向と日陰のエリアが交互に訪れる。
お次は日陰ゾーン。
昨年もいい思いをした区間だ。
比較的穏やかな流れのプール、落ち込み下からフライをゆっくり流す。
すると右岸の黒い石列の下からイワナがゆらゆら浮上してピシッ。
あああ〜のすっぽ抜け。
もう一度、もう一回と3度ともすっぽ抜け。なんと…

一呼吸置いて流すと、またもゆらゆら浮いてきてパクッ、やっと取った。
7寸クラスの元気いいイワナ。
よくも何度も食いに来てくれたものだ、4度目の正直、ありがとう。

なんか妙に得心した。
この木洩れ日の渓で釣りをすることは至福のひととき。
きれいなイワナに会えればそれで十分満足。
昼過ぎだがもういい、これで納竿としよう。

川から上がると、到着したばかりで身支度中の釣り人二人とばったり。
短い立ち話をして別れたが、なんとも人気河川はすごいもんだ〜、
などと思っている間にも上流からジムニーが下ってきた。

今年もありがとう、楽しかったよ!木洩れ日の渓
こうして今年も3日間の南会津〜檜枝岐釣行を終えた。

 


山を下った後は、地元の温泉に直行。
さっぱり着替えも済ませた、さて下界に下りるとしよう。