木洩れ日の渓 1日目

木洩れ日の渓 1日目

南会津
**********昼過ぎて入渓。
先日の降雨による影響は少なく、水はよく澄んで足元からイワナがわらわらと走る。
先行者の気配は無いがどうも反応が悪い気がして、マシュマロカディスから焦げ茶色のパラにフライチェンジ。
入渓点から30mくらいやったところの落ち込みからの流れ出し、白泡の切れたところで微かな影とフッとフライが消えたのに合わせを入れるとドンっときた。
重い手応えと共に水面下で銀色の魚体がくねる、これはでかい!
大切な釣行一発目なので慎重に寄せた。

なんとも美しい!別アングルでもう一枚。
釣行初日の一本目にしてはなんとも験がいい。
白い滑床渓の色白美形29.3cm。何度測り直しても泣き尺。
贅沢は言ったらキリが無い、もう上出来の1尾。
今日はこれで上がってもいいくらい(笑)

先ずは落ち着け、一服。

今日はイケると期待したが、何故か後が続かない…
あれこれとフライ交換。
そして何度か枝にフライを掛けたが半分以上はフライ回収棒のおかげで戻ってきた。

さて、パラカディスにフライ交換、ぼちぼち出るんじゃないの〜
で、やっと出たものの取り込みでバレた。
気を取り直してすぐ上の反転流でやっとイワナ7寸。

 

 

それにしても渋いので、ついに見切りをつけ別河川へ大きく移動。
こちらはヤマメの川。
減水もあるだろうが埋まって浅い流れになっている。
浅い瀬でピシッと出るのはウグイ。

ちょいと水勢のある深みの岸際を探ると、明らかに違う反応が出て、飛び出したのは幅広ヤマメ。

魚影は濃いようだ。
居着き場所に目星がつけば勝負は早い。ポンポンとヤマメ3つ。

初日はこれまでとしよう。
朝一の泣き尺イワナのいいイメージが薄まらないよう早々に納竿。(笑)

お宿に戻り一番風呂をいただきゆっくり一服。

夕食はお馴染みの品揃えで、ビールの後は冷えた「陸奥八仙」と続き歓談の楽しいひとときだった。
22時半、爆睡。