3月に入り渓流解禁を迎えたが、三寒四温の気まぐれな天気は雪を降らせるなど安定せず、釣行は2度延期にしていた。
3/15、やっと今シーズン初の渓流釣行となった。
ホームリバーは気温が17℃、川辺にはネコヤナギ。
銀白色の花穂がなんとも美しく癒される。
ジャケットなんかいらないほどの陽気だが、雪解け水の影響で水温は冷たく、虫がほとんど飛んでいない。
ヤマメは底に沈み、水面は沈黙なのだが、限定的にはライズがあった。
ミッジドライなど取っ替え引っ替え試すが、そのすぐ横でガボッ、バシャッとライズを繰り返す…悔しいね〜
よく見ると、水面上の虫に反応しているわけではない。
水面直下で何かを捕食しているように見える。
フライをブラッシー#20に交換。
このコパーワイヤーを巻きこんだちょい沈むフライは、こういう時用に常備してある。
さて、フライを送り込むと…
水面下のヤマメが少し横にスライドしたので聞きアワセを入れると乗った。
今シーズン初ヤマメ。
こんな感じで、サイトフィッシング。
アタリは水面下のヤマメの動きを読む。ギラっとしたり、スライドしたり少し不自然な動きをとらえて合わせる。
この後も3尾追加。
逆光で水面下が見づらいポイントへ。
リーダー下に小さなインジケーターをつけて流れに乗せる。
すると、石裏からスゥーと出てきたヤマメがインジケーターを加えた。こりゃやる気あるヤツだ。
フライをクイルゴードン#18に交換。このトラディショナルなフライ、視認性より虫らしさを優先。
慎重に先ほどのポイントにプレゼンすると一発で喰ってきた。してやったり!
口先には外れたクイルゴードンが。
これ以降は状況偵察であちらこちらに移動しつつ叩いてみるが、すっぽ抜け1回意外ほぼ沈黙w。こんな感じでひとまず開幕を果たすことができた。
ドライで釣れてホッとしたが、そのヒットフライ クイルゴードンはこちら↓
ウッドダックのバンチウイングが少々長い…などはご愛嬌ということで。
さて、2日後。
我がドライを次々に見切ってくれたヤマメ。
その悔しいシーンが頭にこびり付いている。
あれを取るには…
水面直下を流下する小さなユスリカやブユなどの幼虫やシャックをイミテートしたフライが必要だろう。
てなことを思いつつ早速ミッジピューパやラーバを巻いてみた。
これがフライボックスにあったら取れたかな…
次回は試してみよう♪