スペント・ウイングスピナー

スペント・ウイングスピナー

1982年発行『フライ・パターン I』沢田賢一郎著(つり人社)
この本を購入したのは80年代後半だったと思う。
最もフライタイイングに熱中して、原宿ノリエさんでマテリアルを買いまくり毎日のようにフライを巻いていた。
表紙の「ランズ・パティキュラー」はとりわけ心ときめくフライ。
ボディの赤いRIR(ロード・アイランド・レッド)は入手困難なマテリアルだったので
なるべく赤茶色のハックルストークを平たく潰して巻いた。
いつもフライボックスの片隅にお守りとして鎮座していた。
もったいなくて使えなかった(笑)…

久しぶりにこの美しいパターンを巻いてみたくなった。
今年はぜひこれでヤマメを釣ってみたい!

Spent Wing Spinner #16

 

Spent Wing Spinner #14〜#16

フック:#14〜#16(アップアイフックが見つからずダウンアイで)
ウイング:ダンのコックハックル
ハックル:ジンジャー
テール:ブラウン
ボディ:シナモン グースバイオット

5本巻いたらもう堪能した。
ボディの代用グースバイオットがいい感じ(自画自賛)。
フックもアップアイではないけど気分だけはスペントバジャー風。

自宅横の雨上がりの増水した川を眺めながら妄想タイイング。
こんな1日も良い。