2023 GW 秋田-盛岡の旅

2023 GW 秋田-盛岡の旅

【5月3日】
妻同伴で一気に秋田へ向かった。

7:20 自宅出発。東北自動車道を北上、予想通り宇都宮あたりまでの大渋滞。
13:30 やっと渋滞を抜けて那須高原SAにて1回目の休憩、ランチ。
2回目の休憩は宮城県の長者原SA。
18:20 東北自動車道から分岐して秋田道の錦秋湖SAで3回目の休憩。

19:55 秋田駅前のANAクラウンプラザホテル秋田へ到着。
近くの稲庭饂飩「無限堂」にて夕食。

先ずは田沢湖ビールぶなの森につぶ貝の旨煮、比内地鶏味噌漬け燻り、ごぼうたっぷりの肉味噌入り卵焼き、地獲れ海鮮しゃぶしゃぶサラダ。

そして、初体験のいぶりがっこチーズ(これはイケる、酒の肴には最高!)などでお疲れさん。

ああ〜611km、よく走ったなあ…

【5月4日】
角館から乳頭温泉へ

角館は今回の行きたい場所No.1。
秋田駅前からちょうど50km、ほどよい山里などを抜ける道が新緑でめちゃくちゃ美しい。
角館は桜祭り期間中だが、桜は散って全て葉桜になっていた。
駐車場横は広々とした桧木内川。その川沿いは長い桜並木で散歩するだけで清々しい。

桜並木から歩いて3分の武家屋敷通りへ向かい散策。

 

通りの道幅は存外広く、隅々まで整備されてる印象。
角館はその昔、佐竹義宣が常陸(茨城県)から秋田へと国替えで移り、家臣一同も同行。その後、佐竹北家の領地となり明治に至った。

さて樺細工伝承館。

 

 

 

佐竹氏ゆかりの品々や樺細工、そして漆器や着物に文芸関連品、現代の樺細工名工の実演などと見応え十分だった。

 

その後は乳頭温泉郷の鶴の湯へ。
しかしGW期間は14時で日帰り入浴終了とのこと、残念ながら入浴叶わず。

 

秋田駅前に戻り郷土料理屋「弥助そば」で夕食。

 

【5月5日】
盛岡へ

秋田を発つ前に佐竹氏の居城「久保田城」を見ておきたい。

 

天守閣と石垣はないが、現在は庭園が美しい千秋公園として開放されている。ぐるっと散策して気分良く秋田市を後にした。
国道46号を走り、田沢湖、雫石を経て盛岡へ。

 

ルートイン盛岡駅前店にてチェックインを済ませ、駅前へ。
北上川にかかる開運橋から岩手山を望む。
この爽快さはどうだろう!
これほど川と山が印象的な街は滅多にないと思う。

 

橋を渡って5分余りの材木町にある光原社へ。
ここは宮沢賢治ゆかりの地。
注文の多い料理店を出版したのが光原社。その中庭には喫茶店〈可否館〉がある。

 

 

 

 

民藝の家具や器、染色家の柚木沙弥郎さんの作品などで見て回り、柚木さん百歳記念の本を買った、

 

可否館でコーヒータイム。
ゆったりした時間が流れる〜 至福のひととき。
ここは民藝好き様には超おススメですよ♪

 

再び夕暮れが広がる北上川沿いを散歩。
道沿いにはたくさんの電灯が灯り、肉が焼け、ビールジョッキを片手に寛ぐ様子が。
盛岡、落ち着いたいい街だった。

 

【5月6日】
盛岡から一気に帰宅、543km、ほぼ10時間のドライブだった。

3泊4日の旅全走行距離は、1473km。
ひたすら走り回り、一人運転はきつかったが充実した旅だった。
次回はロッド持参の釣り旅だったら…と密かに思った。