今日は一尾が遠かったぁ
2本の支流を見て回って入渓した川。
すっぽ抜け連発。
解禁から1ヶ月半、すっかりスレッカラシとなったヤマメは手強い。
フライにガバッと出る、合わせる、掛からない…
今度は遅合わせてみると、咥えた手応えはあるが喰いが浅くフッキングせず…
最初のうちは、あーやらかしちゃった〜で苦笑いが続いたが、10連続あたりからは顔が引きつっていたハズ(^^;
フライを手に取って確認したり、何度も交換するが末期的症状は改善されず、ついに24連続すっぽ抜けの自己新記録達成w。
いや〜まいったね。
途中、竿を置いてまとわりつくように舞ってるカラスアゲハを撮った。
それから、浅瀬でのウグイの産卵行動を眺め、水飛沫を上げる様子を撮った。
春の山は芽吹きの新緑。
ほんのり淡い色から清々しい黄緑の樹木が所狭しと重なり、柔らかな生命感を発散させているのになあ。
晴天で暑いくらい…
なのに今日は携行するお茶を忘れて喉はカラカラ、なんかリズムがおかしい。
昼メシも抜きで腹ペコが限界。
もう諦めて納竿するか?
あと少し粘ってみるか?
このままでは帰れん、もうちょいで釣れるハズ…
ティペットを7Xに、グレーの地味なパラシュート#18に交換。入渓点に戻りラストチャレンジ。
日が翳り始めハッチが増えてきた16時、徐々にライズも出てきた頃合い。
瀬の開き石横で魚体がくねった、今度は、やっとこさ鈎掛かり。
25尾目のコンタクトをものにできた。
8寸くらいのヤマメ。
背中に黒斑点がほとんど無い珍しい個体は、弱い西陽を受けて緑色に輝いていたのが印象的だった。
終わりよければすべてよし!
翌日。
ベランダに飛来したヒメヒラタカゲロウがダンからスピナーへ脱皮した。
すぐ下にはシャックが残る。
透明な羽、翅脈が実に美しい。
ガラス越しなので簡単に接写できた。ラッキー♪
雨の日はフライタイイイング。
昨日のイメージを引きずりつつ。