第33回ハンドクラフト展(つるや釣具店)

第33回ハンドクラフト展(つるや釣具店)

2/17、ハンドクラフト展初日に行ってきた。

 

ネットでしか見ていなかった釣り道具のアレコレ、やっと実物を手に取り、製作者さんのお話を聞くことができる貴重な場。
ぐるりと一回りして…

先ずはRetro Rod&Reelさんのブースへ。
レイズドピラータイプのリール、マシンカットで仕上げも美しい。
あれこれと手にとって撫で回す(すみません^^;)
そして、ネットでリサーチ済みのフロータントケース。

フロータントケース

フッ素グリースBDR-001の愛用者としては片手でスピーディーに取り出せ、かつ、滑らせて容器を川にぽちゃんのリスクを無くせるアイテム。(BDRの容器、蓋の開け閉めが怖いんです)
Oリングを嵌め込んだBody部分にフッ素グリースを入れ、蓋を閉めるとマグネットによりカチッと。さらにOリングによりフッ素グリースの漏れを防止。落下防止用の穴にリングを通してベストに取り付けられるという優れモノ。
ウォールナット材の他に花梨材もありますよ!って袋から取り出してくださった。おおお、木目がいい感じ、もう買うしかありませんね(税込3740円、笑)。

お次も魅力的なリールを作っておられるT-MADEさんのブース。
Classic2.7 ClickDragsリールもいい感じ。こういうクラシックスタイルのリール、ヴィンテージデザイン好きにはたまりませんね。

そしてTIEMCOのブースへ。
お目当てのシマザキ ホットワックスブラック(税込1650円)をゲット。
このホットワックス、マテリアルをしっかりと止める固形ワックスで、熱して溶かして塗りつけ、冷えると硬くなり無吸水の光沢ある黒い固形になる。しかも撥水性能に優れているのでドライフライに使えるというシロモノ。
先ずは、アント系のフライですな。早く巻いてみたい。

会場を何度もぐるぐる回って、お次はC&F Designのソルトウォーターガイドの方のタイイングのデモンストレーションを拝見。
Pseudo Hair(スードヘア) にRAID ZAP UVレジンを駆使して、丁寧な解説を交えつつ巻いてくださったのがこのストリーマー。
初めて見るマテリアルのスードヘア、マラブーなどと違って毛足が長く柔らかく、吸水性がありそうなのでストリーマーには最適だな〜。もう20年以上もご無沙汰のストリーマーだが、これに渓流のイワナがバゴッときた話には生唾ものでした。

 

バンブーロッド、ランディングネット、エゾシカの毛、素敵な帽子などまだまだ魅力は尽きませんが、最後に素敵な水彩画『水辺の写生帖』でフライフィッシング風景を描き続ける柴野邦彦さんのブースへ。
実は4年くらい前、川でお会いしておりましたとお話ししたのがきっかけで、おしゃべりが盛り上がりました。おまけにツーショット写真を撮らせてくださったり、2023年度の水彩画カレンダーまでプレゼントしてくださいました。ありがとうございました!

やっぱり面白い場ですね。
お話させていただきました各ブースの皆様ありがとうございました。
会場を出て、しばし浅草界隈をぶらぶら歩き、たまにはこんな一日もいいね。