真夏だが先日来の戻り梅雨の名残りの曇天で蒸し暑いがまだしのげる。
初めての小渓流へ。
下流域は放流直後の稚魚ヤマメが多く、盛んにマシュマロカディス#16を突っつく、その小さな口だとフライ咥えるのも難しいだろうね(笑)
そしたらまぁ、小さなスポットから飛び出したヤマメがパクッと。
なんとも華奢でかわいい食いしん坊くん。
また来年会いたいね!
ほぼキャスト毎にフライ周辺で小さな波紋が出る。
うーむ、チビヤマメ多いなあ。
しばらく釣り上がる。
入り組んだ石に囲まれた複雑スポット。
立ち位置からは偏光グラスを通して水中がよく見えた。
フライがその中に入り、ゆっくり手前に流れ下るうち、5寸ヤマメが浮上して近づき喰うかと思った矢先クルッと反転して底に沈んだ。
ああ見切られた〜と思ったのも束の間、手前の石裏からス〜っと良型イワナが出てくるやパクッと咥えて魚体がくねっと曲がった。
即乗り!
BlueheronのSuperfine wt2が小気味良く曲がリ、足元に滑り落ちてきた。
やっとイワナが来てくれた。
22cm。
咥えた瞬間がくっきり見えたが、その時はもうちょいデカいと思ったのだが…贅沢は言うまい、ありがとう!
アングルを変えてもう一枚。
これが本日のハイライト。
このところ入渓後の1時間以内にその日一番を釣ることが多い。
集中力がそれくらいしか持たないってことだろうか。
相変わらずチビヤマメの猛攻を浴びながら叩き上がる。
河畔林が覆いかぶさり、薄暗い渓。
所々日差しが突き抜けて苔むした岩を照らし、その緑が目に染みる。
さて美味しそうな肩が見えてきた。
その肩口右寄りへフライを落とした瞬間にド派手な水飛沫が上がり、黄色い腹を見せてイワナが躍動…、がなんとすっぽ抜け。
なんとも残念無念。
見上げれば薄日に照らされ逆光になった木の葉の淡い緑がキラキラ。
こんな谷でイワナ釣りって最高だね、ちょいと一服。
今回はお茶を忘れてきてので喉が渇いて仕方ない。
それにしてもまだ昼前、もう少しやってみるか。
しかし、このイワナを最後にピタリとアタリが消えた。
先行者の新しい踏み跡もあり、かなり抜かれているかな、もう気力の方が萎えてしまった。
それでも1時間粘り、潔く早めの納竿。
今日もありがとう。
Lovely Iwana♡
<オマケ>
今回もマシュマロカディスのお世話になった。先日は補充しておいたが、もっとサイズバリエーションを増やしてもいいかな、それほどこのフライがお気に入りになったね。