戻り梅雨の尺イワナ

戻り梅雨の尺イワナ

しばらく渇水気味だったらしいこの川。
先日の大雨で増水、透明度はいいけどこの水量だと厳しそう。
(今シーズンは増水釣行が多いなぁ (^^;; )
ロッドはいつものScott G2 843、Hardy PerfectリールにDT3F、フライは新作のベンジョアブ・パラ #14。
入渓から45分経過…
イワナも沈んで、ここぞというポイントはことごとく不発。
魚影すら見えない。

フライを今シーズン愛用のマシュマロカディス#14に交換。
さてこんな場所です。

このエリアにいいイワナが潜んでいた。
どこにいたかは、ひ・み・つ(笑)

打ち込んだマシュマロカディスがゆっくり流れ始める…

そのフライに向かって岩陰からスルスルっと魚影が動き、フッとフライが消えた。
合わせるとガクッと確かなフッキング、思わぬ手応え。
左へ走り猛然と流芯へ突っ込む、はがす、を繰り返しつつ寄せて浮かせると黄色の腹をした見事なイワナだった。
ネットに収め計測すると31cm。
尺イワナきた!


なんと美しく完璧なニッコウイワナだろう。
あのポイントの水深は25cmそこそこだったが、岩陰は絶好の付き場だった。

しつこいが別アングルでもう一枚。
いいイワナだな〜
まだ昼前だが堪能、もう帰ってもいいかな〜(笑)

 

しばらくボ〜ッとして集中力ガタ落ち、後が続かない。
もうさっぱり出ない。今日の運は使い果たしたようだ。
岩に腰を下ろしてベストを脱ぎ、家から持ってきたお茶とおにぎり弁当をいただく。
実に旨い。
ゆっくり一服。
せっかくの初めての流れなんだから、様子見にやっておこう。
さて気を取り直して!

この後も反応は今一つだが、飽きない程度にイワナが飛び出した。

7寸、8寸がメイン。
いつもならこれで十分満足なのだが、一発目が尺イワナだと気が抜けるのは仕方ない。すっぽ抜けも多数。
そしてパラシュートに飛びついてくれたイワナ。

この後は徐々に当たりが消えてきたと思いきや、上流から先行者が降ってくるのが見えた。
やっぱり…
もう潔く回れ右。納竿とした。
まだ明るいが今日はもう十分。

ひぐらしの鳴き音が響く山道をゆっくり下った。

今日もありがとう。
Lovely Iwana♡

<オマケ 1>

JOINTER ブーツフットタイプのヒップウエーダー

今日は新調ヒップウエーダーを使ってみた。昨夜の準備段階ではウエットウエーディングの支度をしていたのだが、出発直前に増水のことを思って急遽ヒップウエーダーに変更。
今回はこれが大正解、ぎりぎりの渡渉も大丈夫だった。
このヒップウエーダー、JOINTERのブーツフットタイプ(ピンフェルト 税込¥7590)だけどなかなか良い感じ。
生地もまずまずの厚みでデザインもいいし、フェルト底にピン打ちってのもいいね。
耐久性が一番の問題だが、それはガシガシ使い込んでからだ。

<オマケ 2>
マシュマロカディス #14

マシュマロカディス

今回の当たりフライっていうか、春の尺上ヤマメ、9寸イワナ等もう実績十分フライ。
フック:ドライフライフック #10〜#16
ボディ:マシュマロファイバー(シナモン、ダークダン、ブラック、オリーブ)
ハックル:ブラウン、グリズリー
ウイング:エルクヘア、CDCブラウン
バリエーションも多数、今後とも増やしてフライボックスには常備しておきたい。
今回使用したこのフライ、2回枝に捕まったがその都度フライ回収棒で戻ってきてくれたので、記念にボックスの片隅にしまっておいた。