今シーズン初ハスと極夏オイカワ

今シーズン初ハスと極夏オイカワ

午後からいつも通っている清流へ。
鮎解禁になり鮎師が四名、その内一人目指すポイントに居座っていたが、ほどなく姿を消した。
しばらくは誰もいない貸切状態。
このところハスの良いニュースが続いており、期待は膨らむばかり。

今日のロッドは、BlueheronのSuperfine #2、ラインはSAのWF2Fにティペット7X、フライはWetのパートリッジ #14。
フライサイズを#14にするか#16、#18まで落とすかが私的にはポイントだと思っている。
#18ならばオイカワをほぼカバー、#16は良型オイカワとハスが五分五分、#14ならばハス優先で釣れるオイカワはデカいヤツのみ。
先ずは迷わず#14を結んだ。

開始直後からビンビンと魚信があり、前回とは大違いで爆釣を予感した。
すぐに1尾目。
良型だがメスオイカワの160オーバー。

次はウー様。
3、4尾目もウー様。
サイズアップして、4尾目は一瞬ハスかと思わせる手応えだった。
ところがこの後、ぴたりとアタリが止まった。
オイカワも出ない。
ちょいとフライがデカすぎかと思い、#16に落とす。
するとアタリが回復。
オイカワ2尾の後、ついに婚姻色バリバリの極夏オイカワ170オーバーが。
この極夏の引きは存外強くて、Superfine #2ロッドをよく撓らせてくれた。
ガングロに加え各ヒレは濃いオレンジ色に染まり実に精悍そのもの。
16時を回り、待望の時合いが到来。
何やら水面に生命感が満ちてきた感じがするのは気のせいか。
所々で水飛沫を上げるのはハスだろう。
岸側にキャストして中央へスイング…
ズドンときた。今度こそハス!
なかなか浮上せず、ぐいぐい7Xのティペットを引き絞る。この引きはハスに間違いない。
浮いた後はゆっくりとランディング。
今シーズン初となるオスハス270。
岸辺に横たえて撮影。
フックを外してもう一枚。
俯瞰アングルだと各ヒレが美しい。
尻ビレが大きくて、オイカワのオスに似てるなあと思う。

極夏にハス、各一尾ずつだが綺麗な個体が連発したのですっかり満ち足りた。
本日のミッション達成。
このところ執着心が無くなってきたので、後はオマケ。

ところが再び入ってきたマナー悪い鮎師2名が、前方の左右から竿を出して行手を阻む厚かましさ。
二人の真ん中を突っ切ってオイカワの良型をぽんぽん釣って納竿。

今日はここまで、さあ帰るとしよう!
黄色の花の群生、ちょっと癒されるな。