11/11、前回の釣行からちょうど二週間。
紅葉は順調に進み、今がちょうど見頃かと再びやってきた。
紅葉の川で遊ぶのはなんとも気持ちよいもの、大いに期待したのだが実は思ったほどの色づきではなかった。
これでもピークにはまだ早いようだが、まあ心地よいのに変わりは無い。
よく澄んだ碧い水面には色づいた葉が舞い落ちて、風情はたっぷりだがしょっちゅう葉っぱが釣れて少々やりづらい。
前回は#3ロッドでハコスチパワーにのされ気味だったので、今回はwet4ロッドに#5ライン、ティペットも4Xとパワーアップしてみた。
フライはMUSTAD 3665A #10 6XLに巻いたWet。フックも小さいとどうもバレやすいのでサイズアップしてみた。
さて一尾目だが、このフライが着水と同時に飛び出してくれたのはチビヤマメかと思いきや、ニジマス?のチビちゃんだった。
果敢に食らいついてくれてありがとう!2年後にまた会おうね。
紅葉を楽しみつつ、良い瀬尻を拾って釣り上がる。
前回5Xをぶち切られたポイントへ。
点在する底石周りを縫うように流し、その切れたあたりでインジケーターがわずかに動いたのにアワセると、ゴツん!
レッドバンドも鮮やかなハコスチがゆったり魚体をくねらせてきた。
偏光グラスから見える美しい姿、強烈な手ごたえゴーマルクラスだ〜。
心臓がどっくんどっくん
ラインをたぐってやり取りに備える
よく引き、存分にパワーを見せつけてくれたが、その直後…
ブツッとラインブレイク。
またも5Xティペットがぶち切られた。
THE END !
これが今回のハイライトだった。
もうガックリ、いやいや悔しいのなんの…
一服いれて気を落ち着かせるが、あ〜あ下手くそだな〜
再開。
今度は一回り以上サイズダウンのハコスチ。
それでも十分に竿を絞り込んでくれるのだ。
そしてちょい良いのを連発。
これを機にフライ交換。
今日のもう一つのミッションはドライでハコスチ!
折しもユスリカや小型カゲロウのハッチが始まり、ライズもポツポツ。
しかしユスリカでハコスチではティペットが持たないだろう思い、スティミュレーター#12を結ぶ。
(フライボックスにある一番デカいのがこれだった)
瀬を流しフライに飛び出すのはチビニジマスだが、フライがデカすぎなのかフッキングせず。
狙うポイントを瀬の開きに変えてみる。
すると、激しい水飛沫をあげてひったくってきたのはまずまずのハコスチ。
魚体をくねらせて走る、重い手応えいい感じ
しかしまたもフッと消えた…
バレてTHE END !
これ以降、ドラマはなかった。
潔く早めの納竿。
今シーズンのハコスチはこれまでかな。