さらばリョウさん!

さらばリョウさん!

さらばリョウさん!

穏やだった真冬の休日の朝、衝撃的な知らせが飛び込んできた。
なんと、2月27日に釣友の亮さんが永眠されたと…
言葉もない、手が震え、涙が込み上げてきた。
fbのEZFFが出会いの場であり、直接の面識はないが、2017年以降、AMIYA印のZaccoネットやバンブーロッドを多数作っていただいた。
65歳とはなんとも早すぎる、まだまだやりたいことがいっぱいあったろうと思われる。
ご本人の悔しさは想像するにあまりある。

バンブーロッドやランディングネットを製作するスピードはいつも驚くばかりの早さだった。
そして進化のスピードというか学ぶ姿勢、探求する集中力も素晴らしかった。
彼の物作りにかける想いは熱く、いつも創意工夫を凝らして仕上げてくださった。
そして釣友が使って愉しむ便りを大切にしておられた。
たくさんの釣友に、道具とつき合っていただき、道具を熟成してもらえたら嬉しいと電話の向こうで語っていた。
今度、我がHome riverでご一緒しましょうと話してたのに、それも遂に叶わなかった。
実に心残りです!

今日は我がHome riverへ弔い釣行に出かけた。
ロッドはAMIYA印 唐竹 7ft #2。リョウさんに作っていただいた最終モデルだ。
先ずは川辺の木にバンブーロッドを横たえて撮影させていただいた。
合掌。

さて、今日は河川工事の濁りの影響で魚影無く、ついにボ。
真っ赤な太陽が川の土手にかかる時間まで粘った。

ああ、小春日和の夕陽がゆっくりと沈んでいく。
AMIYAバンブーで遊んだ真冬の幸せな休日が終わった。

 

ここからは、数々の釣行シーンから思い出の写真を抜粋して掲載させていただきリョウさんへのレクイエムとしたい。
<AMIYA印の道具と過ごした日々>

釣りを、友を、そして魚をこよなく愛し、道具作りを通して竹に命を吹き込んだリョウさん。
うまずたゆまず創意工夫されたAMIYA印の竹竿やネットは、日本と台湾の私たち釣友の宝物として、ずっと大切に生き続けるでしょう!!
(このリョウさんに送る追悼文は、Green Cherokeeさんと私で共作させていただきました)
ご冥福をお祈りいたします。