梅雨の合間、薄曇りで暑さも和らぎ快適な桂川水系釣行となった。
前日、ハスマスターことH.Tに状況をお伺いしていると、同行してくださると嬉しいお言葉をいただいていた。
(というか無理やり引っ張り出させていただいた感じ(^^;)
本流筋は早朝から鮎師がびっしり居並んでいるが、今回我々の目指す先はそこではない。
誰もいない、鮎師にはなんの興味もない流れの緩いエリア、それがハスたちのパラダイスだ。
盛んにペアリングの水飛沫を上げているハスたち。
水は澄み、多くの魚影が目視できるなんとも生命感に満ちた川の風景。
水深の浅さを考えてドライをチョイス、グリフィスナット#18を結ぶ。ティペットは6X。
川の中央部の浅い部分、突き出た枯れ枝を避けてフライを落とすと、早々にド派手な飛沫が上がりハスがヒット。
しかし寄せている間にフックオフ…
2尾目も同パターンでフックオフ…
どうも掛かりが浅いようだ。
フライをWetに交換。
すぐにフライに派手な水飛沫の横っ飛びでバイトしてきたのはなんとウグイ。
4尾目は手元まで寄って、またもバイバイ…
ぐやしい〜が、だんだんとアタリが増えてきている。
5尾目にやっとランディングネットに収まった。今シーズン初のオスのハス、美しい。
パターンがわかり喰いがたってきたと思ったら、ハス連発。
今回、初のハス水中写真にもトライできた。
そして夏色オイカワも。
この川特有の体高あるしびれるような魚体だ。
今回はハスに照準を合わせてレーンを探っているので、オイカワは少なめ。
うれしい外道に違いは無いが(笑)
ハスマスターのH.Tさんも順調に釣果を伸ばし中。
さて、再びハス追加。
そんなお楽しみ中の私をH.Tさんが撮影してくださっていた。
ありがとうございます。
ランチまでに獲れたハス4尾、ウグイ2、オイカワ4尾、まずまずだ。
川原にH.Tさんと並んで腰を下ろしてお茶を飲み、巻き寿司弁当を頬張る。
足下にはハスのペア、夏色オイカワが群れているのがなんともいい感じ♪
あ〜あ、涼しくて気持ちいいなぁ…、ほんと来て良かった。
灰色の雲が、(雷雨をもたらすような雲ではないが…)徐々に空に広がってきた。
さて、もう少し追加しよう。
少々渋い時間帯をやり過ごし、ハスが再び回ってきたなと思ったら、ドンっ!
今日5尾目は、ハス275。
ついに目標の5尾に到達!
別アングルで。
このころからポツリポツリと雨粒が落ちてきた。
H.Tさんと頃合いをみて早めの納竿。
しかしこの撤収は大正解だった。
車に戻った時分からさらに雨脚は強くなってきたのだから。
ハスマスターこと樋口さんには大変お世話になりました。
(樋口さんは昨日今日と連チャン)
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
いい釣りができた後の高速道は実に気持ちいいね。