3/1、風弱くポカポカ陽気な一日。
とっくに梅や河津桜の満開便りが届き、いよいよ暖かくなるかと思いきや、明日は気温急降下の雨になるらしい。
今のうちに行っとこう!
今回もHome riverの柳瀬川へ。
激渋でCDCパラを突っつくがフッキングに至らず、1時間近くも経過。
う〜む、やはり激ゲキ渋…
フライは実績十分のビーズヘッドのグリフィスナット#22に交換。
これでダメなら今日はダメ、ボーズということ。
微かな2度のアタリでなんとか集中力を維持しつつ釣り進み、あと5mほどでおしまいの地点…
ドンッと強いアタリがきた。
今日の初バイト。
一瞬カワムツか?と思った。
おお〜、いい引き〜
浮かせると良型オイカワ♪
貴重な1尾をAMIYA アントラーネットで掬い取った。
久々の140のオイカワ。
もっとあるかと思ったが、Blue HeronのZacco STロッド#1なので快く撓るはずだ、気持ちいい。
そっとリリース。勢いよく流れに戻っていった。
今日はここまで。
今回も神の恵で貴重な1尾に会えたのでもう満足。
上流も下流も護岸工事やら橋脚工事やらでしょっちゅう濁りも入り、もうズタズタの我がHome river。
かつての鉄板エリアもめっきり荒れたが、どっこい元気なオイカワがいた、姿が消え失せていないのが嬉しい。
河川工事が落ち着いたら元のように復活して欲しい!
我が愛する身近な宝、癒しのフィールドなのだから。
宮下奈都の小説「羊と鋼の森」の中に次のような一節がある。
・・・・・
今こうして羊のことを考えながら思い出すのは、風の通る緑の原で羊たちがのんびりと草を食んでいる風景だ。
いい羊がいい音をつくる。
それを僕は、豊かだと感じる。
同じ時代の同じ国に暮らしていても、豊かさといえば高層ビルが聳え立つ街の景色を思い浮かべる人も、きっといるのだろう。
・・・・・
羊を川魚に、緑の原を澄んだ水に置き換えれば、Zacco釣りの魅力が浮かび上がるのだ。