6/30、梅雨が明けるとともに、一気に真夏モード。
今日も晴れて暑い。
午後から近所の川へとパトロールに出た。
いつもの通称「金脈」。
先ほどまで粘っていたらしき2名の餌師さんが下流に移動、ぽっかり空いたスペースへ入った。
今日のタックルは、届いたばかりのAMIYA Zacco Rod 大名竹 6ft #1(以下、Zacco 大名竹)にDT1F。
復活してきたとはいえ、まだ反応は限定的。
本来なら川幅いっぱいにオイカワの反応があるのだが、左岸側しかバイトしてこない。
定番レーンで先ずは1尾目。
13cmほどのシルバーオイカワ。
しかし写真を撮る寸前に遁走された。
喰いがイマイチなので、ビーズヘッドのグリフィスズナット#20に交換。
すると直ぐに2尾目。
AMIYA印アントラーネットで掬って、Zacco 大名竹とともに入魂撮影。
AMIYAさんでは当初、パラボリックでスローなアクションのバンブー製作から始まり、スローからミディアム気味のスローまで順次追加製作され、その完成形とも言えるモデルが今回のZacco 大名竹なのだ。
キャスティングは愉しく、DT1Fラインも気持ち良くターンしてくれる。
すぐに3尾目。
こうして、4尾目以降はまずまず順調に釣れ続け9尾目まできた。
ずっと12〜13cmの体高あるオイカワが続き、そろそろ色の濃い夏色かと思ったらピタリと止まった。
背後から呼び声が。
振り返ると満面の笑みで手を振りつつノリさんご登場。
やあやあ、こんにちは。
私は一服することにして、ノリさんと交代。
散々攻めまくった後だけに、しばらくは反応薄く、申し訳ございません。
その後、私は右岸側へ。
やはり全く反応がない…、と思ったら岸際でカワムツ7連発。
ノリさんにもAMIYA Zacco 大名竹を振っていただこうとお渡しすると、ほどなくオイカワが。
とても振りやすい良いバンブーロッドですねとご感想いただいた。
そうこうしていた頃、再び背後から呼び声が。
今度はGreen Cherokeeさんご登場。
なんと手には冷えたノンアル、なんともGoodなタイミング。
この晴天に強風、喉はカラカラだったところに、この差し入れ!
3人で再会釣行を祝しプッシュー!乾杯。
さてさて、3人てんでに散らばり夏の夕涼み釣り。
その後も順調に釣果は伸び、25尾目の〆オイカワ。
これにて、夕涼み終了、撤収。
ノリさん、Green Cherokeeさん、本日も愉しいひとときをありがとうございました。
<オマケ>
「フェルールのこと」
6/28、AMIYA Zacco Rod 大名竹 6ft #1が届いた。
今年2月に試作バンブーを送っていただいて半年を待たずにもう7本目。
他にも何本も製作されており、AMIYAさんの驚異的な集中力、そして飽くなき向上心には毎度脱帽。バンブーロッドのテスターという分不相応なご依頼をいただき、少しでもお役に立てればとの思いで無責任にも言いたい放題させていただいた。
私のわがままにお付き合いくださり、細部まで繰り返し創意工夫が加えられたが、フェルールという難題が横たわっていた。
そこへ、強力な助っ人が現れた。
私の仕事上のお付き合いがあり、釣具業界で長年の実績を誇る株式会社 リチャーズ(以下、R社)さんだ。
RichardsさんのWebサイトはこちら↓
http://www.turizao.com/
今回のフェルールには、グラスのストレートパイプが装着されている。
このパイプ、R社のS専務のご厚意により、AMIYAさんのために特別に製造していただいたものだ。
4サイズの内径のストレートグラスパイプ、このパイプのおかげでAMIYAさんのフェルールは精度が格段に上がり安定してきたのだ。
この場を借りてリチャーズさんへの感謝を込めて、御社業のご紹介をさせていただきたい。
ロッドおよびロッドブランクス製造会社で、60年以上に渡り多くの釣具ブランドへのOEM供給、欧州などへの輸出など豊富な実績がある。
フライ、ルアーから船竿、磯竿、投竿など多岐にわたるロッド製造をこなし、業界内での高い信頼を得ている。
S専務はご多忙な生産工程の合間を見つつお付き合いくださったのだ
このグラスパイプを装着したフェルールは嵌合精度が高くて、オスを引き抜く際には、ピキっと音がする。
その瞬間、やったね!と思うのだ。
リチャーズさん、誠にありがとうございました。