5年ぶりの忍野。
この湧き水の川はこの時期が最も美しい。
川辺の草木は生命感に満ちており、思いがけない花の群生が目に飛び込んできたりする。
かつての忍野はいたるところデカい鱒が悠然と泳ぎ、虫のハッチも多かった。
まさに濃密だった。
しかし、6年前?の台風で金田一の古い橋が流され、川床は砂でフラットになり水草が減った。
その後、きれいな橋がいくつもかかり、川辺の樹木は伐られ草も刈られて歩きやすくなった反面、釣りの密度というかデカい鱒の気配が希薄になった。
おまけにカワウの来襲。
サカナや水生昆虫の多様な生命感はかなり失われた気がする。
人間の手が入り過ぎ…
環境整備のつもりだろうが、一抹のさみしさを覚えた。
久しぶりに釣りに行ったが、前回5年前に感じたのと同じ印象を受けた。
それはともかく、ニジ、ブラウン、ヤマメ、ウグイの四目釣りでツ抜けだったが、型はおしなべてイマイチ。(腕と時合いの問題もあるが)
このところ#1-#2のオイカワロッドばかり振っていたので、#3ロッドの強いこと!そして、重い(笑)
それと9寸オーバーの鱒はパワフルだなぁと改めて引き味が愉しめた。
たまにはこういう釣りもありだと思う。