我が釣り道具であるカブのJMSラゲージボックスMは余裕の収納スペースで重宝しているのだが、いかんせん黒い箱で愛想が無い。
っていうかBankカブそのもの(笑)
前からステッカーを貼りたいと思っていたので、この際自作することにした。
オイカワをテーマにしたかったので、先ずはモデル探しから。
ここ数年の釣行写真を一通りながめ、やはりコレだろうとピックアップしたのがこの写真。
昨年7月、桂川水系で釣った一尾。
ギラギラの、まさに仲間内で極夏(ゴクナツ)と呼ぶ幅広の婚姻色オイカワだ。
1.先ずは畳まれた背びれをシャキッとさせたい。
といってもこの写真からの加工は難しいので、
別のオイカワ写真から背びれを移植し合成。
サイズや色合いを馴染ませる。
Photoshopでオイカワを切り抜き色調補正をおこなった。
そしてできあがった原版画像がこちら。
2.次に白黒二諧調化した後、Illustratorで画像トレース。
しかし、複雑きわまりないのでラインは結構ぐちゃぐちゃ。
原画像を下絵にして描画ラインを順次手直し、
この作業がオイカワの生命感を左右するので最も神経を使う。
各ヒレの線も一本一本描き起こしだ。
3.Illustratorでボディに色をのせる。
色合いを整理・単純化しつつ、極彩色のイメージを出したかった。
4.細かい修正を加え、オイカワのイラスト図aiデータが完成。
これでステッカーの顔ができた。
5.さて、ステッカーのデザインだ。
スタイルは丸型で、ヴィンテージ風に仕上げてみよう。
オイカワを囲む丸い帯は少し劣化・風化したイメージに。
ロゴもZacco Fanとして書体もそれ風に。
アクセントとして、パートリッジWetフライを追加。
その下のテキストは、Green Cherokeeさんにアドバイスいただいた。
GCさん、ありがとうございました。
こうして直径80mmのメインステッカーデザインが完成した。
6.印刷手配
耐候性、仕上がり品質を考え、おなじみの印刷業者へ発注することにして、
仕上げ断裁、ハーフカットサイズを割り出した。
ホワイト塩ビ材にグロスラミネート加工とし、
一カ所だけのカットパスサイズはφ80mm。
余白スペースを利用してφ34の白地デザインと45×30の角形デザインを
追加作成し、印刷用データ完成。
7.ステッカーが届いた。
約一週間後、待望のステッカーが納品された。
うむ。不具合なし。
大満足!
早速、カブのJMSラゲージボックスに貼ってみた。
OK! 良いんじゃないの!