10/9 ホームリバーのY川。
抜けるような青空、川岸の緑、よく澄んだ水に陽光が射して石にゆらゆらと光模様を描いている。
清々しい風景だ。
先日の雨で増した水量も落ち着き申し分ない状況。
だがここは釣れなくなった、サカナがいないのだ。
なんで〜って感じですが、うんともすんとも生体反応なし。
40分くらいも隅々まで探りついにギブアップして、移動した。
このところ好釣の平瀬ポイント。
またしても常連鮎師さん3人の上流へ、お断りして入れさせてもらった。
最初はパラシュート。
ロッドはいつものBH Zacco Superfine 7’4″にWF2Fライン。
ファールドリーダーにも慣れてきて、いい感じにプレゼンテーション決まると気持ちがいい。
丹念に岸際をトレース。
しかし、掛からない。
チビっこの突っつきはあるが、どうも乗らない。
未だに釣れず、ついにフライ交換。
今回試そうと思っていたビーズヘッドのグリフィスズナット#22を結んだ。
するとあーらびっくり、いきなり1尾目。
14時半を過ぎて時合いもあるだろうが、これからラッシュとなった。
ちょっと一服。
さらに釣り続けた。
11〜12cmクラスで7尾の後、ついに13オーバーに突入。
下流にいた鮎師さんが話しかけてきた。
「良く釣れるねぇ、毛鈎?」
「ハイ」
「自分で巻くの?どんな毛鈎か見せてくれませんか?」
「ハイ、この小さいヤツですよ」
ネットに収まったオイカワの口先のフライをお見せすると…
「ほぉ、小さいなぁ」
しばらく、オイカワ談義の後、元いた場所に帰って行かれた。
この川は鮎師さんも多いが、なるべく声をかけたり挨拶して気持ち良く楽しめるよう心がけている。
さて、川岸で撮影しよう。
だんだんと型が良くなってきた。
11尾目は岸寄りに着水と同時にスッとフライに寄ってきてパクリ。
13尾釣ったところでキャストに違和感を感じ、手繰り寄せるとファールドリーダーにウインドノットができていた。
簡単には解けそうにないのが分かった。
眩しい日差し、まだまだ好釣状況だったが、これを潮に納竿とした。
<オマケ>
ビーズヘッド グリフィスズナット#22
グリフィスズナットは超有名なフライでバリエーションも多いかもしれないが、ググっても意外に出てこないのがビーズヘッドタイプ。前回、グリフィスズナットが浮力がおちてからも良く釣れたので、ならば沈めよう!いっそミッジサイズでビーズヘッドにと巻いてみた。
予想通りの好結果。しかも頑丈で壊れていない、これはイケる!