ジリジリと照りつける陽射しの下、相模川水系にて、台湾からお越しのJCさんを囲んでBlue Heronロッドの里帰り釣行となった。
お迎えする日本メンバー達は、Green Cherokeeさん(以下、GCさん)、Hさん、Kenさん、Gonさん、mihiroさん、私、そして総帥のBlue Heronさんの7名。
今シーズン絶好釣のHさんとGonさん(通称 通勤組さん)は、今回も早朝からフィールド偵察され、増水も治まり水況が安定してきているとの情報を発信してくださった。なんとも期待が高まるじゃありませんか。
さて、行きますか。
本流の左岸沿いには鮎師がびっしり居並んでいるが、右岸側は途中から開放状態。HさんとGonさんが粘って下さったおかげだろう。
総勢8名が一斉に川に入った。
適度な間隔で散らばり、スタート。
早朝良かったエリアも意外や渋い、オイカワよ何処?
そんなおり、JCさんが早々に夏色オイカワをヒットさせるや連発のご様子。
JCさんにインタビューすると(笑)、
フライはウェットからニンフ#20に切り替えており、ハスの気配を感じたらパートリッジハックルのウェットに切り替える作戦とのこと。
日本メンバーが苦戦の中で、ひと際素晴らしい釣技を披露された。
さて、私は夏色オイカワ一筋。
押し流された砂利底の駆け上がり筋にウェットを送り込む。
1尾目はシルバーオイカワ14cm。
2尾目に黄昏オイカワ(写真で見るとそうでもないが、夏色がやや退色気味だった)。
この川にしてはスレンダー、恋の季節を終え、夏色から黄昏てきた風情が漂う。
体高のある極太オイカワはもう来年ということだろう。
さらに釣ったオイカワはシルバーに輝いていたがもう気分は満足状態。
大勢で賑わう右岸沿いを離れ、インレット下でウグイを追加した。
さらに一人川沿いの道を上流へ歩いた。昼食までの一本勝負だ。
15mおきにびっしり居並ぶ鮎師。
竿列の尽きた最上流まで行ってみた。
広々としたプール。
ライズは無いが岸際を狙ってキャストすると、やはり出るのはカワムツ。
予想外に厳しく、今回もハスとの対面はかなわなかった。
心残りではあるが、前半戦は終了。
お約束の『Blue Heron Rod里帰り記念』撮影会となった。
(なんと一人、Kenさんはまだ釣り中とのこと)
コンビニ軽食で済ませて、なんとかハスを釣りたいと燃えるJCさん、Blue Heronさんは引き続きこの川で継続とのこと。
お互いの再会を期して、この場で解散とした。
Green Cherokeeさん、Mihiroさん、私の3名は恒例の店へ直行し遅いランチ。
腹が満たされた後は夕方のワンチャンス目指して、多摩川水系に向かうことになった。
勇んで高速に乗ったまでは良かったが、なんと事故渋滞にはまり1時間のロス。
現地に着いた頃にはまさに日没間近で、いかほどの時間が残されているのか…
私としては、以前から来てみたかった場所、恋い焦がれていたこの情景に立てるだけでもう満足でした。
広々とした川、岸辺の水草の前に広がるライズリング。
振り返れば、向こうのプールにはボコボコのライズ。
もう気分上々!
さっそくロッドをつなぎ、ドライを落としてみるとバンバン飛び出してきた。
型が小さいのだろう、なかなかフッキングに至らなかった。
それでも数尾のオイカワを釣った時点でもう夕暮れを迎え納竿とした。
Green Cherokeeさんはポコポコ釣られたそうで、ご満悦。
こんな素敵なポイントに案内してくださり、誠にありがとうございました。
秋シーズンのお楽しみがまた増えたようです。
近日中にここで皆さんと遊ぶことを祈念して、川を後にした。
<オマケ>
その夜、帰宅してiPhoneを見るとびっくり。
あの後、JCさんが見事なハスを釣られたとの情報が入った。
しかも尺オーバー。
JCさん、念願のハスゲットお見事です
台日友好に乾杯。