出遅れていた今シーズン、昨日に続き今日は渓流へ。
渓流沿いの樹々は芽吹き、ライトグリーンの濃淡で埋め尽くされ、遅咲きの桜も目に心地よい。
いつもの同行うおさんと着くと、すでに先行車が3台、後続車がまた1台やってきた。
すべてが釣りとは限らないが…
せっかくだからやることに決めた。
初の渓流釣行の私を気づかって、完全ガイド宣言のうおさん。
早目に釣果を出さないと申し訳ない。
反応はポツポツあり、先行者が叩き上がった気配はなく、クモの巣もあちらこちらにある。いけそうだ。
3すっぽ抜けの後の待望の1尾目は小型ヤマメ。
狭いポイントから#14カディスに飛びついてきた。
今シーズンの初モノが釣れるとやはりホッとする。
これで落ち着けた。さぁ気分良くいきましょう!
落差のあるポイントを叩き上がり、狭い落ち込み水面にカディスを投げると、ビシャ!
ヒット直後をカシャしてもらった。
BH#1がグンと引き込まれた。
狭い水面に突き刺さっている枯れ枝の下に潜られた、いかん!
テンションをキープしていると、スルリと枝を乗り越えてイワナが向かってきて、そのまま足下を潜り抜けて下の段へ。
ジャバジャバと小滝のように流れ落ちる岩肌に宙吊りになって止まった。
これは切られるぞ(^_^;
そこへ、うおさんがすっ飛んできてくれた。
さっと自分のネットを取り出して、掬ってくれたのだ。
間一髪のところだった。
まさに救世主!感謝です。
6寸サイズが多いこの渓では上出来の7寸別嬪イワナ。
ああ!きて良かったぁ。
ずっと悶々としていたストレスも一気に吹き飛んだ。
リリースして背後を振り返ると、なんとmihiroさん登場。
我々が入渓した情報を得てカッ飛んできたそうだ。
これから先は、mihiroさんにも釣っていただきましょう。
うおさんは背後に控え、私は上から高みの見物が続く。
バラシもあるがさすがのスナイパーmihiro、いくつか獲って、綺麗なヤマメもビシッと決めてくれました。
さぁ、次はうおさんに決めていただきましょう。
ずっとガイド役に徹していたうおさん、mihiroさんからポイントを譲り受けて振り込むと、いきなりビシッ!
釣行回数が半端ないのは伊達じゃありませんね。
私ももう1尾追加させてもらいました。
3人それぞれに満足できました。
川から上がり、ゆっくり下る。
昼食とってないから皆もう腹ぺこ。
さて、草上の晩餐ならぬ、川石上のティータイム。
あったかいなめこ汁、おにぎり、パン、珈琲。
清々しいひととき、自然と笑みがこぼれる。
くつろいだ締めくくりは、三ヶ月。
さぁ、愉しかった一日に感謝しつつ気をつけて帰ろう。