6月11日土曜日、午前中の2時間だけポッカリ空いた。
よし、釣りに行こう。
fbにてMさんの投稿写真に触発されて久しぶりにCubでHome riverのY川に来た。
ご無沙汰だったのは昨年来の河川工事で濁りが入り、K公園から上流域はしばらく釣りにならない状況だったからだ。
ところがK公園前の渇水の流れを見て、そんなワクワク感は吹っ飛んだ。なんと貧弱な流れ、この時期に何てこと!
それでも対岸よりにはヒラを打つオイカワが認められる。
いつものように#18パラでスタート。 あちこち点在する石の苔にフライが取られやっかいなキャストが求められる。
どうもバイトしてくるのは12-13クラスが多い。1尾目は12cmのチビっ子。
ポツポツと追加したが、目指すヤツはここには見えない。時間は無いが思い切ってポイント移動することに。
川原の斜面にはハルシャギクが満開、小さいヒマワリのようだ。
数百メートル歩いた。
真夏のような陽射しは強く汗が滴り落ちる。
さて吉と出るか凶と出るか。
お気に入りのポイントに着いた、ここで決め打ちするつもりだ。
30分一本勝負、良型はきっといるハズ。
川に入り、静かに下流に位置取る。フライはなぜか#20ミッジパラ。(セコい?笑)
瀬の開きから探り始めて数投目。
流芯のど真ん中でビシッ!
しかし、フッキング直後にバラした。
先ほどとは全く違う重い手応え…しまったぁ!
韋駄天に違いなかった…痛恨。
気を取り直して周辺を叩くがもはや反応ゼロ。
ダメだ。もう出てこない。
本当にこれが最後とばかり瀬頭に叩き込み、流芯を1mくらい流れ下ったパラがフッと消えたので反射的にアワセを入れると、グンと乗った。
キター!
浅瀬をグイグイ引き泳ぐ。
胸ビレの赤が、Bodyのグリーンとオレンジが鮮やかで美しい。
木の枝が沈むエリアは危険なので、下流側に誘導し、ゆっくり寄せてネットイン。
17cm、Home riverでの自己ベストだ。
目の覚めるような極彩色。
まさにVividオイカワだった。
(vividは元々は鮮やかな原色や躍動感溢れる色遣いなどを表現する言葉。)
本当に嬉しかった。
夏の到来を告げるVividなヤツをホームで釣るのはまた格別。
昨年の初婚姻色オイカワは7月下旬で14cm弱だったが、17cmが出たことがそしてこの渇水の状況で釣れたことが何より嬉しかった。
まとまった雨が降れば、さらにお楽しみが増えるな、期待しよう!
撮影に夢中でやや時間オーバー、大急ぎでバイクへと急いだ。
顔から滴る汗が最高に爽快だったことは言うまでもない。
<オマケ>
実は2日前、SIMMSのヒップパックを購入した。
おかげで前夜はこのヒップパックにFFタックルを移し替え、その使用感を試してみたくてウズウズしていたのだ。
清流のZaccoFF用ショルダーバッグと渓流FF用ベストという二刀流が面倒で共用できる軽快装備を考えていた。
このヒップパックは必須のペットボトルも突っ込めるホルダーが左右にあり、もうぶら下げなくていい。
片方はドライスプレーと老眼鏡入れに便利。
ただ5Lと大容量なのでたっぷり収納できすぎる、内容物を厳選しないと結構な重さになってしまう。
これを年間通して使ってみたい。
そんなもの適当なバッグでイイじゃん。と言われそうだが、商売柄好きなんだなぁ!こういうgoods。ウフフ♪