Hasu & Oikawaが淡く婚姻色を纏って姿を現し始めたとの情報を得、時期尚早とは思いつつもやはり心浮き立つものがあった。
毎度おなじみのうおさんとワインディングロードを愛車で駆け抜けて到着したのが6時半過ぎ。
陽射しは強く、今日は暑い一日になりそうだなぁって話しつつ徐行していると、あれれどこかで見たような…。
身支度しているのはBlueHeronのIさん(以下、BHIさん)じゃありませんか!
お隣に車を停めさせてもらってこんにちは!
BHIさんも未明に目覚め気が向いたので来てみたそうだ。
これは面白い事になりそうだ!
今日参集する釣り仲間達は全員がBHヘビーユーザ(一人は予備軍 笑)。
いいところでお会いできたようです。
ではでは、仲間が待つフィールドに早速向かいましょう。(BHIさんのお写真は、fbより拝借して使用させていただきました。ご容赦願います)
私達三人が合流して総勢9名のZacco Freak達。
台湾から来日されたCさん、そのお友達のHさん、mattさん、Green Cherokeeさん(以下、GCさん)、Gran Lussoさん(以下、GLさん)、ナシオさん、うおさん、私、そしてBHIさん。
フィールドに散開していてもさすがに賑やかで愉しい眺めとなった。
先日のmattさんの釣果レポートでは、ハスも登場しオイカワも増加中とのこと。その後に小雨もあってさらなる活性化が期待されたが、フィールドは減水状態だ。あの程度の雨では話にならないってことか。
ハスはポツポツと目視できるが、盛期にはほど遠い感じ。
それでもオイカワは確実に個体数アップ、しかしこちらはサイズも色づき具合もまだまだ。
数名ずつがめぼしいポイントでキャストしているが、歓声は聞こえてこない。
大好きな左岸ラインで先ずオイカワ。
しかし後が続かず。
この頃、ナシオさんがメスハスを釣ったとの情報を得た。
さすがである。
次に右岸ラインへ移動。
Cさんが頑張っている。
Cさんは朝一にハスを痛恨の2バラシ、その後はオイカワを数尾追加とのこと。
私も並んでやってみる。
オイカワは出るが、ハスはかすりもしない。
再び左岸ラインに移動。
ポイントを移動中にも良型オスハスの回遊、ライズが散見された。
そのライズ目がけてキャスト。
ヒットして良い引きをしてくれたのは、ハスではなく15cmオーバーのオイカワ。
かなり色づいており韋駄天オイカワ予備軍だ。
ハスも良いけど、このサイズ以上ならオイカワでも十分楽しい。
見回すと誰もいない。
皆さんが集結しているのは、はるか先の本流筋。
そちら行ってみよう。
第一グループに近づくと、やややっ釣れてるようだ。
GLさんがネットを前に屈んでおり、GCさんはメジャーで計測している。
ニゴイだった。
ウェットでまさかのニゴイと格闘、時間をかけての取り込みだった由。
GLさん、おめでとうございます。
久しぶりにGLさんの釣果をみせてもらって(笑)、祝福の嵐。
BHIさん、Hさん、Cさん、そしてGCさんの笑顔がはじけている。
ずっと下流には第二グループ、うおさん、ナシオさん、mattさんが見える。
全員がこの本流筋に集結。
それでも釣果はポツポツ、今日はシッブイな〜
mattさん、誰も居なくなった入渓エリアに一人で戻ったかと思うと、なんとメスハスを釣ってきた。
狙って釣ってくる、さすがと言うほか無い。
私は未だカスリもしておりません…
コレを潮に川から順次上がり、車に戻ってランチタイム。
コンビニで買いだした食材も入れて賑やかな昼食会となった。
せっかくなのでと、一同の愛竿をずらりと並べ、BlueheronのIさんを中央に記念撮影。
愛竿里帰りの図となった。
BHロッドが結ぶZacco FF交流の輪、そして台日友好の一時だ。
さて、後半の部。
この近隣でZacco狙いのグループは、mattさん、GLさん、BHIさんの3名。
渓流でヤマメ狙いグループはCさん、Hさん、うおさん、ナシオさん、私の5名。
GCさんはこれから出張で、なんとこの場でスーツに着替え、電車で羽田へ向うとのこと。
私の長い釣り人生でも、釣場からスーツで出撃したビジネスマンはこのGCさんが初めてだ。
お仕事、ご苦労様です。(どこまで釣りが好きなんだろう! 笑 )
Zaccoグループと別れ、ナシオ号とH号、numa号の3台は渓流へ向かった。
さらに2班に分かれた。
上流班:うおさん、ナシオさん
下流班:Cさん、Hさん、私
さぁ、後半のスタート。
渓流に不慣れなCさん、ヤマメ釣りが初めてのHさんはともに開始早々から、枝にフライを獲られたり草に引っかけたりと誰もが通る洗礼に苦戦中。
次なるハードルは、思うところにフライを落とすこと、つまりはキャスティング。
ターンオーバーしないで失速している、飛距離が足りない、etc。
しばらくは調子が上がらない時間帯が続く…
お二人ともにティペットをやや長くして、最後はやや押し込むような感覚でキャスティングしてくださいとオススメした。
するとHさんがみるみる綺麗になってきた。
視認性の良いフライに交換し、シュッー&フワリと流れに乗せている。
イイですね、もう釣れるのは時間の問題ですよ!
っと話してた直後にヒットした。
それまでのHさんの渋かったお顔が一気に弾けて、もう嬉しさ爆発♡
私も嬉しくてガッチリ握手。
小振りのヤマメだが、なんと言っても人生初モノ。
感激だった。
さてさて、お次はCさんにも釣っていただかねば。
早朝移動でお疲れの身体に、午前中からの渋い状況で集中力も途切れ気味。
ガマンの奮戦が続いた。
Cさんに先行していただき、背後の平瀬を叩いていたHさんがドラグフリーで流しきってピックアップ直前、私のすぐ横でなんと2尾目をゲット。
ご本人もビックリ、こんな所で出るなんて…
肩や平瀬ではフライを追ってきたヤマメが最後にパクッというシーンはよくあること。
着水即バイトのZaccoとはまた異なる面白さを感じていただけたようだ。
さて、Cさんだ。
疲労の色が濃いご様子。キャストがどうもしっくりこないそうで、確かに飛んでいない。ティペットを詰めて、以前の長さに戻していただいたがコントロールに苦心されている。
この後、上流班と合流。
上流班も厳しい釣りとなったようだ。このところ、まとまった雨が無くて減水の川。
一雨くれば活性も上がるだろうに…
すっかり山際に傾いた西陽。
煌めく逆光の水面を割って飛び出してくるヤマメを見ることはついに叶わず納竿。
Cさん、次回は是非ともリベンジを!
こうして早朝からの台日友好(Cさんをお迎えしての)釣会はお開きとなり、3台に別れて帰路に着いた。
ヒャッホーの初夏はもうしばらく先のようだ。