160505 GWのヤマメ

160505 GWのヤマメ

今年のGW、愉しい釣りができており、満喫している。
そんな愉しい日々にさらに至福の一日が追加された。
遠い島の高校に通い始めたヤマメ愛くんがGW帰省中なので、ご一緒することとなった。

うおさんと拙宅にて合流後、最寄りの駅にお迎え。
Green Cherokeeさん(以下、GCさん)とヤマメ愛くんが連れだって改札を出てきた。
お二人ともとても楽しみにされていたご様子でご案内する我々もウキウキしてくる。

下道を駆け抜け、山道を下る。
2日前のCubコース、車だと楽ちんすぎ (笑)
にぎやかにおしゃべりしつつ、あっという間に到着した。

早朝ではないが、今日は餌釣り師の姿はあまり無いようだ。
2班に分かれて上下流に入渓することにした。
下流班は、GCさんと私。
上流班は、ヤマメ愛くんとうおさん。
互いの健闘を期して分かれた。

さて、GCさん行きましょう。
脱渓ポイント付近に愛車を停めて、下流へ歩く。
快晴、新緑、風が気持ち良い。

川に降り立ち、GCさんにゆっくりスタートしていただいた。
なんと、私が少し降っている間に1尾目を早々にバラシちゃったとのこと。
またまた、最初の1尾をバラスと…(悪夢のような前例ありw)

後ろから追いついた直後、でた!2バラシ目。
GCさん、やばいよこれは!

 

ここは出てくれません 撮影:GCさん

GCさん、なんとなんとさらに痛恨の3バラシ目。

鈎掛かりして手元でのバラシは特に心のダメージも大きい。
ショックは隠せず、お先をどうぞと譲って下さった。

ではと、大好きなこのポイントにフライをキャストするとバッシャ!
速攻1尾目ゲット。

きたー! 撮影:GCさん

BH#1ロッドだと実に良く曲がる。
GCさん、お先にごめんなさい。
GCさんはカメラを構えてヒット直後からバシバシ激写下さった。
おまけに、渓流ネットを忘れているのを気遣ってご自分のAMIYA印オイカワネットで掬っていただきました。
ありがとうございます。
体高のあるむっちりしたヤマメ20cmだった。

さぁ、GCさん行きましょう!
活性は十分高く、フライに何度も飛びついてくれるが、なぜかすっぽ抜け。
ついに、4バラシとなり心折れそうなGCさん…

再び、バトンタッチでキャストするとなんと速攻2尾目ゲット。
私、今日は調子良いみたい…(微妙感w)

 

撮影:GCさん

 

奮戦が続くGCさんだが…

この後、私に3尾目が。

 

頑張るGCさん!

ずっと耐えてきたGCさんだった。
カーブを抜け直線コースにさしかかった時、ついにその瞬間が!

なんてことない平瀬を叩いたGCさんの柔らかいBHロッドがバットまで曲がっています。
慎重に!
真剣な眼差しで、祈りつつ取り込むGCさん。
やった見事ネットイン。

やった!GCさん、最高の笑顔。この笑顔を見たかった!

小さいオイカワネットから尾ビレがはみ出したヤマメは23cmの良型だった。

ほっとどや顔のGCさん、先ほどまでの不運を一気に吹き飛ばしてくれたようです。
写真撮影に興じるGCさんにどうぞと譲っていただき、そのすぐ上流にフライを流すと、
なんと速攻4尾目ゲット。
私、今日は絶好調みたい…

撮影:GCさん

ドピーカンの真っ昼間に交代で連発、二人して高笑い!

ではでは、GCさんどうぞ。
で、速攻2尾目ゲット。

 

撮影:GCさん
撮影:GCさん

さっきまでがウソのよう、もう笑いが止まりませんね。おめでとうございます!

といいつつ、もう1尾追加しちゃいました。
私、絶好調すぎみたい…

撮影:GCさん
撮影:GCさん
尾ビレが欠けたヤマメちゃん
尾ビレが欠けたヤマメちゃん

もう十分、腹も減ったし上がりましょう。
まだポイントを残し余裕の退渓。
並んで川岸を歩いて車に戻った。

上流班はどうしただろう?
おそいなぁ。
GCさんはもうルンルンで山菜摘みに熱中。
ワラビ、ミズ、茎ワサビを収穫とのこと。

GCさんの山菜摘み。これはワラビ
GCさんの山菜摘み。これはワラビ

上流班が下って来た。
ヤマメ愛くん、絶好調で天然ヤマメもゲットしたとのこと。
ただ、ガイド役のうおさんは3バラシw、ご苦労様です。後半に期待しましょう!

もう腹ぺこ、蕎麦屋へと向かった。
160505_GWT24
3人はザル大盛り、私は花ソバ普通盛り。
旨いですよ、ここのソバは。

後半はのんびり釣行となった。
下流班は、GCさんとうおさん
上流班は、ヤマメ愛くんと私

ヤマメ愛くんに始めてもらう。
160505_GWT25

後方から見ているともう竿抜けポイントは無し。上手い!
どんどん釣り上がるヤマメ愛くん。

彼と少し距離をとりつつ、流れ込みなど水深のある流れを叩いてみるが全く出ない。
時合いもあるだろう、16時を回る頃からポツポツ出てくれるようになり小型ヤマメを2尾追加できた。
そのうち鉄板ともいえるポイントにかかる。
ヤマメ愛くんはもうずっと先だ。
よし、ここは少し休ませて…。
ここがヤマだと思い、フライを#18パラに結び替え、手前から攻めてみた。
瀬尻にてバッシャ!
160505_GWT26

私の今日一、23cmヤマメとなった。
私、今日はツイテルみたい…

柳の下狙いでしばらく粘ると、今度はバラシ。
もう十分に堪能した。

ヤマメ愛くんに再び追いつき、この区間の上流域をやってもらったが今回は不発で終わった。
160505_GWT27

ヤマメ愛くんも午前中の絶好調があったので、取りあえず満足してくれた様子。
よかったぁ。

納竿して、車に戻る。
下流班のうおさん、GCさんが見えて来た。
うおさんは、後半戦は3連発して明るいどや顔が戻っている。
160505_GWT32
GCさんにいたっては、納竿前にもダメ押しのヤマメ追加でもうご満悦。
160505_GWT28_2

全員がこんなにも満足できた釣行は珍しいのではないだろうか。
愉しい、本当に愉快な至福一日が暮れていった。

<おまけ>
お別れ前に、GCさんから山菜のお裾分けをいただいた。
朝には、ヤマメ愛くんからホタルイカの煮干しをいただいており、帰宅後はさっそく賞味させてもらった。
160505_GWT29
ミズはおひたしにしてビールの肴にした。
ワラビは翌朝、醤油とみりん、酒少々にオカカとアゲのごま醤油炒めだ。

重曹でアク抜きした
ワラビ、重曹でアク抜きした
ワラビのごま醤油炒め、絶品
ワラビのごま醤油炒め、絶品!

ご飯に良し、残りは今晩のつまみとなる予定。
茎ワサビは熱湯をくぐらせた後、ジップして冷蔵庫に収まっている。
ゆっくり味わうとしよう。
GCさん、うおさんありがとうございました。
ヤマメ愛くん、ありがとう!楽しい学生生活を。