4月24日毎年恒例のアユ稚魚放流イベントに夫婦で参加した。
地元の「柳瀬川をきれいにする会」の主催、埼玉南部漁業協同組合の共催のもと、長年行っている放流活動だ。
今回はGreen Cherokeeさん(以下GCさん)も見学に来られるとのこと。
あいにくの小雨の中、松戸橋のたもとに向かうと、すでにXR250が…
GCさんのバイクだ。
かねてよりオフ車をと願っていたGCさんが、お友達から譲り受けたそうで、程度も上々。
嬉しさMAXのご様子、雨じゃなければこの後は…
さて、アユ稚魚放流だ。
今回は都合で500匹のみで、後日追加放流の予定。
昨年は3000匹だったので漁協の方が軽トラックに積んだ水槽で運んで来たが、今回はでかいビニール袋が2つのみ。
それを10匹くらいに小分けにして各人に配り、残りはポリバケツに。
関係者のご挨拶の後、
めいめいロープを張った斜面を降り、川岸に並ぶ。
町内会長の合図により、いっせいに稚魚を放すとすばやい動きで泳ぎ去った。
500匹だとあっという間で稚魚もすぐに見えなくなった。
やはり小学生やそのご家族が少ないのはちょっぴり寂しい。
川岸にはカラシナが咲き誇って春を謳歌しているが、やはりこういうイベントは晴天の下が愉しい。
稚魚放流が終わった後は、南部漁協の方が小さいテーブルを備えて柳瀬川を含む管内の釣り年券販売。
私も例によって乙種(リール釣り)¥4,000を購入。
これで今日の放流イベントは終了、雨も上がった。
さて、午後の部。
GCさんをお誘いして、我が家でコーヒーを飲みつつ午後の釣行相談。
うおさんもちょうど都合がつきそうと速攻バイト。(笑)
こういうことはすぐ決まります。
1時間後、我が家前にてGCさんのめでたい納車の儀。
でも今回は、軟弱な私の提案(渓流は気温も低くまだ寒そうなの)で、我が愛車に同乗いただき出撃!
途中は薄日も射す感じだったが山に入るにしたがって曇天、だがもう雨はないだろう。
渓に立つと空気が清々しい。
早速入渓。
うおさんと私が見守る前で、GCさんが身を屈めてゆっくり位置取りしてキャスト開始。
ゴクリ…、数投後に
パシャッ!
やった!乗った…
なんとその直後にフックオフw。
あゝもったいない。
GCさん、痛恨のシーズン初イワナをバラし口惜しいスタートとなった。
最初の1尾をバラすと…(これは私の場合ですが)
かくいう私も1尾目はバラシで終了w
その後も出るが乗らず。
ライズは無いが、活性は低くないし、先行者も無い。イケるハズ、時間の問題だと思った。
しかし、最初の1尾をバラすと…が徐々に現実のものに。
湿気を帯びた大気がさらに重みを増してきた感じ。
ここぞ!のポイントで再三のすっぽ抜けをくらい、焦りが見え始めた堰堤下。
GCさんから次の堰堤直下をどうぞと譲っていただいた。
#18パラにフライ交換し、ソッと近寄り岩陰からキャスト。
手前の流れ出しから先ずは様子見。
出ないので、左サイドを数投。ダメだ。
最後は右サイドの手前、さらに少し奥の石前からゆっくり流れに乗せてガマンの数秒後、
バシャッ!
グンと手ごたえ、乗った。
元気な引きを見せてくれたのはイワナだった。
愛用のネットで掬い、振り返るとGCさんとうおさんから祝福の声をいただいた。
素直に嬉しい。私も今シーズンの初イワナだった。
くどいが、アップでもう一枚。
うおさんがメジャーで計測18cm弱。濃い茶色で腹は鮮やかな黄色のイワナ。
満足の1尾だ。
GCさんに先んじて申し訳ないが、ずっとガイド役に徹しているうおさんも待ちわびたことだろう。
後は、GCさんに〆ていただこう。
この沢を脱渓して別の沢へ移動。
先ずGCさんにやってもらった。
またも開始早々のバシャッでいったん掛かった、が、寄せる途中でまたも無念のフックオフ…。1尾が遠い。
まだ時間はある!
気を取り直して先へ進むGCさん。
じっとその時を待つ私達。
うおさんと立ち話していたその時、GCさんの声が聞こえたので目をやると、オイカワネットを突き出しニッコリの姿があった。
駆け寄り覗き込むとサビの残った綺麗なヤマメだった。
バラしの連発で心折れそうだったハズのGCさん、報われてやっと破顔一笑。
少し下って撮影ポイントを定め、私の渓流ネットに入れ替えてゆっくり撮影を楽しむGCさん。私も撮らせていただいた。
辺りはもうすぐ夕闇に包まれる時刻、ほぼラストチャンスだった。
おめでとうございます!
これまで竿袋に入れたままで取り出しもせず、私とGCさんのガイド役をしてくれたうおさん。
二人の釣果を見届けてやっと宝刀を抜いたが、時すでに遅かった。それでも、退渓前にダウンクロスで飛沫を誘う。
意地の一発だった。
さすがでした!うおさんお世話になりました。
またやろう!
次回はバイク連ねてかな。