Kさんと出会ったKu川

Kさんと出会ったKu川

Ku橋を越えて、浅瀬を泳ぐオイカワの群れを愛でつつ川岸を歩く♪
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まさに小春日和の晴天、先ほどからダウンパーカが暑くて首筋にはうっすらと汗をかいてる。
気温はなんと16℃、風弱く周辺から一段下の川岸だからよけい暖かいのだろう。

オイカワの稚魚の群れがいっぱい(この写真では判別不能w)
オイカワの稚魚の群れがいっぱい(この写真では判別不能w)

 

この流れに良型オイカワが数尾…
この流れに良型オイカワが数尾…

枯れ草を踏んで先の橋に近づいた頃、左前方の護岸上からステップを伝い降りてこられた方が…

numassanですか?
はいそうです。ひょっとしてKさんですか?
Green Cherokeeさん(以下、GCさん)から、「numassanも行ってるからお会いすると思いますよ」との連絡をもらっていたそうです。

私もGCさんから同様のご連絡をいただいておりました。
まさにぴったりのタイミングでしたね。

青のダウンパーカにフィッシングハット、オレンジのバックパックにはアルミのロッドケースが収まっている。まさに渓流フライフィッシャーの雰囲気むんむん、出で立ちが良くお似合いだ。

ひとしきり初対面のご挨拶やZacco FFの話の後、早速やりましょうとなったが、Kさんは上流の瀬をドライで叩いてみたいとのこと。
私は橋下の瀬が気になっていた。
というのも、遡行してくる際、その下で良型オイカワを数尾目撃していたのだ。

そうお伝えして川に入ると、KさんよりWetの釣りを見学したいとのお申し出。
すごく気恥ずかしかったが、昨日巻いたばかりのUWS-SR #20を早く試してみたくてウズウズしてたので、早々にキャスト開始。
UWS-SR #20フライ:Fook: MARUTO No.9999 Trial-020 #20、Wing: パートリッジ、Body: Silverティンセル+ 赤Ultra Translusent

UWS-SR #18(Silver-Red)
UWS-SR #20

 

Kさんが撮影してくださった画像をお借りしました。
Kさんが撮影してくださった画像をお借りしましたm(__)m

送り込み具合は悪くないハズだが、うんともすんとも…
ギャラリーさんがいらっしゃるのだから、お願い掛かってー
の願いも虚しく、ついに無反応。

どうぞ、Kさん先をやって下さいな。トホホ…

その後もしつこく粘ったが、この瀬はアウト。
諦めて上流へ向かった。

GCさんが憩われる湧き水ポイントで一服させていただきました。
いつもGCさんが憩われる湧き水ポイントで一服。

Kさんが立ち込んでキャスト中。

Kさんの勇姿、決まっています!
Kさんの勇姿、決まっています!

綺麗なプレゼンテーションでパラシュートがフワッと落ちる。文句無くお上手だ。
これは時間の問題で釣られることだろう!
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お楽しみの邪魔をしないよう声をおかけしてさらに上流へ向かった。
フライはまだUWS-SR #20のままだ。
前回良かったポイントで流してみる…

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この川もコサギやマガモがたくさん生息していますね

ここも反応が無い…
#20はデカイのか? ボディの赤色が嫌われているのか?それとも銀ピカのティンセルがダメなのか?
ノーマルUWS #22に交換。
いつものこのフライは、ナチュラルなグリーン系で光モノは無し。
ダメだなぁ、これでも反応が無い…

Wetを諦めてDryのミッジパラシュートにチェンジ。

瀬脇でチビくんがさかんに突っつくが乗らない。
どんどん遡行し、まだやったことがないスーパー◯◯◯◯の先まで叩き上がった。
この辺りまでを攻めるのが今日のミッション。
今日はこれまで!と天を仰いだ。
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14時半を回り帰宅時間が迫ってきたので上がり、引き返すことにした。
Kさんはその後どうだったろう?

釣れましたかー?
1尾釣りましたよのお答え。(おお、羨ましいね)
その間にも彼のフライを目で追っていると、ピシャッとオイカワが!
惜しい、半身を乗り出して飛びついてくれたがヒットには至らなかった。

お先に失礼しますね!
お別れを告げてゆっくり歩き出した。パラシュートフライはまだ結んだまま…
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Kさんから良かったと伺っていたポイントにさし掛かったとき、小さなライズが一つ。
最後に数投だけしてみようとスケベな根性が頭をもたげてきた。
ぽとりっ…、もう数回ぽとりっ…、やっぱり出ない。

今日はこういうことだ!とあきらめて再び歩き出したところで、
自転車をこぎつつ川に目をやるGCさんとバッタリ。

遅くなってごめんなさい。
いやいやーお待ちしておりました!
早速二人でKさんのポイントまで50mほど引き返した。(GCさんも初対面とのこと)

並んで川原を歩く先にKさんが見えて来た。
あれれ、なんか様子が…
なんとちょうどオイカワを釣った瞬間でした。

大急ぎで駆け寄り、GCさんと祝福の嵐!
さっそく彼が腰にぶら下げている観察水槽に入れていただき、Kさんと共にカメラに収めさせていただいた。

撮影:Green Cherokeeさん
撮影:Green Cherokeeさん

噛み締めるような笑顔のKさん、手前には陽光を受けたオイカワがキラキラ輝き、銀ピカボディにうっすらと赤色が差している。

Kさんの2尾目、美しい!
Kさんの2尾目、美しい!

戻ってきてよかった、この写真を撮らせていただくために戻ったんだと思った。
一服の煙が流れて、さて今度こそ帰らなくっちゃ!
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お二人に別れを告げバイクへと急いだのだった。

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少年期にKu川の近所で過ごされたKさん。
その頃はドブ川のような状況で、水も汚く釣りどころではなかったそうです。
現在も都内某所在住で、渓流釣りだけでなく身近に遊べる川を探しているうちにGCさんや拙ブログ等に行き当たり、それを参考に遠路電車を乗り継いで来られたとのこと。

あの川が、こんなに綺麗な流れになってるなんて!
とおっしゃるお顔は安堵感と喜びに満ちていた。
Zacco FFが結ぶ人間交差点、新たな出会いに感謝!