「富士がくっきり見えるねと笑ったから 今日はNinja記念日」(笑)
12月もいよいよ下旬にかかろうかという時期に3台のバイクを連ねての釣ーリング。
うおさんのイエローリトルカブの先導で、私のネイビーカブ、mihiroさんのグリーンNinjaが続く。
川原に到着。
mihiroさんは新調バイクでの初釣行。気分は最高潮に違いない。
我々もこの記念すべき良き日に同行できて嬉しい限りだ。
青空をバックにもう舐めるように写真撮りまくり、バイク愛極まれりの図。(笑)
続いて取り出したロッド、これまた新調のBlue Heron Zacco ST 8’10” 5pc #00-1。
ご本人がおっしゃる通り見た目はとてもオイカワロッドには見えないが、そこが彼のこだわり処でもあります。
人生いろいろ、ロッドの好みもいろいろ。
早々、やや上流でキャストを開始したうおさん、下流側に臨んだmihiroさん。
穏やかなO川の川辺の幸福な風景。
mihiroさんが気持ちを込めてBHロッドを振り始めた。
やや向かい風だが綺麗なループで飛んでいる。
しばらく見物させていただいたが、肝心のオイカワの反応は無いようだ。
さて、私も早く支度しよう。
今回はラインを替えてみた。
これまでのWF#1FからDT#2Fにウエイトアップ。強い北風に耐え得る投射性を考慮してのものだ。
そしてこのラインを巻いたCFO IIのデビューである。
ロッドとのバランス、実にいいね!
結果は予想通り良好、いやこの方がラインの乗りが感じられてよく飛ぶ。
お二人をやり過ごして前回やったポイントに降りて開始。水温10.5℃、さすがにライズ無し。
少し遡った水が澄んだプール右岸寄り。
おお〜、ライズが!
たぶんチビカワムツに違いない。
そっとミッジ#22を落とすとピシャ、2投目もまたピシャ。
出てくれますが、フッキングには至らず。
ここ以外では反応皆無。
さすがのうおさん、mihiroさんもお手上げ状態、腹も空いてきたことだしランチに走りました。
後半の部
清々しい川原、橋のたもとにバイクを停めてリスタート。
橋から下流へと釣り下りますが、ドライへの反応はやはり少ない。
前回良かったエリアでなんとか1尾目、でも写真撮影前にオートリリース。(^^;;
少し下って再び、ピシャ!
ピシャ!
ピシャ!
粘っても粘っても乗らないのでウェット#22に交換して送り込むと、やっとヒット。
食うものも食わずなのか痩せ細ったオイカワ。
春まで我慢しろよ〜、また会おう!
うおさん、mihiroさんが岸沿いに下ってきたところで、川から上がることにした。
逆光の中に2人の後姿が融けていく、これが今年の釣り納めになった。
3人のタックルを並べて記念撮影。
来年はこの川原に仲間が集うことになるだろう、その日が今から楽しみだ。
帰路、入間川にかかる橋からくっきり富士山が。
バイザーを上げて美しい夕焼けに深呼吸した。爽快!
2015年は、これまでの自分のFF観が覆るような体験がいっぱい。
◎念願のハスを釣ったこと
◎もう一つの念願、韋駄天オイカワ(夏の婚姻色あり)を釣ったこと
◎機動力のあるバイクを手に入れること
◎オイカワの新フィールド開拓
◎釣行回数50回超え(実際には47回止まりだが飛躍的に伸びた)
これらは全て釣友のおかげで実現できたのは言うまでもない。
改めて釣友の皆さんに感謝申し上げたい。
Zacco FFに傾注した分、ヤマメ・イワナ狙いの渓流通いはほとんど叶わなかった。
あれもこれもと望んでも所詮限られた時間内での遊びだし、今ではZacco(ハス、オイカワ、カワムツ、ヌマムツなど)がシーズンオフの渓流魚の練習台などとは考えていない。
もはやZaccoはメインターゲット、釣り味の異なる遊び相手なのだ。
この小さな美しい清流魚を釣ること、身近な川を見直し寄り添うことは心地よい。
ストイックな渓流釣りでは味わえなかった多くの仲間と遊ぶ喜びに満ちた世界なのだから。