Gran Lussoさんに好釣の川へ行ってみたいのですが…とメールすると、今週も出撃予定中とのことで快諾いただいた。
友人のNさんと未明からしっかり釣ーリングらしい。
渡りに舟、棚からぼた餅の気分で釣友のうおさんとご一緒させていただくことにした。
明るく開けた早朝の川は気分爽快。私達が到着した時点では、mihiroさんを含めた3人がすでにハスを連発していた。
ご挨拶したNさんはfbでお世話になっており、とても初対面とは思えない親近感があった。
今日は先週と状況が一変し渋いし、大型がいなくなったとのことw。しぼんでいる場合ではない。今日のミッションは、ハスとオイカワ(できれば婚姻色バッチリの韋駄天)を釣ること、つまりワンセット(笑)。
笑顔でご挨拶のGran Lussoさんは、遅れて到着の鮎師からポイントを確保するために瀬でキャストを繰り返してくれていた。
ありがとうございます。
mihiroさんは、ずっと先で腰までウェーディングして…、あれれまたハスを掛けたようだ。上手いな!
やがて上がってきたmihiroさんにポイントを譲っていただいた。
パートリッジハックルのウェットフライで粘るがイマイチ。
mihiroさんのようにはいかないようだw。
シャローのフラットな水面に時折のライズもあるので、ならばと#18 CDCダンに交換してみた。
ふわりと落とすと3投目でガボッと出たのはオスのハス。
愛竿のBlueHeron numa Zacco special ST #1がぐいぐい撓る、これは気持ちがいい!
引き味をしばし楽しませていただき、ゆっくり寄せてネットイン、ヒャッホー!。
笑顔のGran Lussoさんの観察水槽をお借りしてサイズを測ったら25cm、嬉しい初ハスだ。
後は撮影タイム。撮りまくり(笑)
別アングルから。
ウェーディングしていたポイントは水も冷たかった。
川から上がると下半身がほんのり暖まってきた。1尾釣るまではと我慢していたタバコを一服。
これぞ美味い至福のテンパイタバコだ。
キャストの腕を上げたGran Lussoさんと余裕のNさんの釣りを見学。
Nさんと立ち話。
足元の先にはグルグルと回遊しているオイカワが見える。
ここでやってみてとポイントを譲っていただき再開。
ドライで出るとなると楽しい。
アドバイスのポイントを流すと、やがてオイカワがヒット。
一応14cmオーバーだ。
この川のオイカワは全て体高がある良型。
それにしてもこのオイカワですら全然小型、冬場の厳しい状況からはなんとも贅沢な季節になったものだ。
韋駄天とはいかなかったが、これでお約束のワンセットは達成。
mihiroさんは所用のため一足早く帰宅。この間、うおさんは不調で焦り気味。
4人でお互いのロッドを手に取り味わっていた。うおさんはNさんの柔らかいロッドを手にして、何気なくフライをキャストしていると…
なんとビシャっときたのはハス。
ネット、ネットを!
はやるうおさんの元にネットを届け、無事に掬い上げた。
これで全員釣果を果たした。
インレットに移動。
流れの対岸には鮎師が粘っている。
ここで余裕が出てきたうおさんは再びハスを掛けた。
交代して入った私も苦戦の後、ハスを獲った。
今度はメス。
体色は銀色、尻鰭が小さく、胸鰭が薄茶色。これがメスの特徴とのこと。
私はガンガン瀬の下へ移動。
先ほどの私がやっていたポイントにはGran Lussoさんが入った…。
なに!ロッドがきれいに曲がっている。
釣り上げたのは8分韋駄天のオスオイカワ。お見事!
観察水槽に入った状態で見せていただいた。ナルホド、美しい極彩色、そして体高のある魚体。
分かる!これなら魅せられるわけだ。羨ましい一発。
Nさんはガイド役をされつつ、こちらで1尾、またあちらでも1尾と釣果を重ねていらっしゃる。
流石と言うほかない。
ちょうど昼となり納竿。
4人で川から上がった。
この開放的な空気感、これは渓流とは異質な感覚だ。
渓流FFマンを自称してきた私だが、今や鯉科のZaccoはメインターゲット。
ストイックな渓流魚もいいが、開放的な清流魚も面白い。
釣りの幅が広がってきたのは釣友のおかげ、年中楽しみは尽きない。
着替えて近くのコンビニへ昼食の調達に。
Gran LussoさんとNさんのバイクコンビはこの後2河川を巡るZacco狙いとのこと。
お二人に別れを告げて、私とうおさんは車で渓流へ向かった。
渓流・清流と超忙しい今シーズンのFFはちょうど前半を折り返したところだ。
今回の釣行では、Gran Lussoさん、Nさん、mihiroさん、うおさんに大変お世話になりました。
次回がまたまた楽しみです。またよろしくお願いいたします。
今回の一句
「ヒャッホー!の初ハス 青空にとどけ」