いいお天気です。気温は13℃くらいまで上昇、でも一応ダウンジャケットを着て昼前の川に向かいました。
三回目となるマルタ釣り。
先週はあちらこちらに見られたマルタが淵に集結しており、休養してからさらに上流を目指して小部隊ずつ瀬に打って出る感じです。
いつもの淵ポイントに来ると誰もいません。ラインを通して支度をしていると、
こんにちは〜の声、Jickyさんです。息子さんの手にはスピニングロッド。一緒に並んで釣り始めました。
しかし、釣れませんねー。
うおさんがニコニコしながら登場、もう毎週のマルタ釣りで余裕の風格すら感じられる足どりです。(爆笑)
息子さんは真剣にやっていましたが、さすがに飽きてきた様子。お昼ごはんの時間になり、お父さんと一緒に帰って行かれました。
うおさんと並んで釣ります。
ほどなく、うおさんにヒット!
尻に掛かったスレにガックリしつつ、もう撮影もすること無くリリースしようとするので、ちょっと待って!
一応写真撮っておくね〜♪
釣果を重ねるともう余裕しゃくしゃく!羨ましい。
mihiroさん、登場。
状況を把握した彼は、
上の瀬でサクッと釣って、後はカメラマンに徹しますよ。の言葉を残しつつ上に移動。
護岸上から瀬に打ち込み扇引き開始。
なんと、ほどなくマルタを掛けました。取り込み場所を探しつつこちらに側に移動し、川岸にて一丁上がり。
流石の有言実行です。
マルタ釣りはこうやってやるんですよ!のお手本を見せてくれました。
掛かったフライ(mihiroキールマラブー:すみません勝手に命名)はといえば、
口にしっかり…
ちょっと待て、角度を変えてどアップで確認!
残念、わずかに上すぎです(爆笑)
mihiroさん、これはカウントしません!…
3人で大笑い。
ここでGran Lussoさん登場。
初マルタ挑戦とのこと、お待ちしておりましたよ。これで今日の役者が揃いました。
しかし、オイカワとは違ってGLさんのテンションがイマイチ上がっていませんねー。
あれれ、そのお姿はひょっとしてオイカワ狙い…
mihiroさんのお手本に習って岸上扇引き釣法と瀬での釣りをやってみました。
そしたら私にもヒット!
下流側の私の位置から口に掛かっているのが見えます。これは取らねば!
しかし、マルタが身を乗り出して頭を振った直後、ポロリと外れてしまいました…。
ああオレのマルタちゃん、トホホ。
役者交代で岸上から再びmihiroさんがトライ。
またもヒット!恐れ入りました。
お昼をとっくに回って腹もへってきたので、コーヒーブレイクにしました。
コンビニで各自食べ物とコーヒーを買って石段に4人並んで一服。
この空気、なんか気持ちいい。
おしゃべりも弾んで楽しいひと時でした。
さあ、陽も傾きつつあります。
あと少しやってみましょう!
Gran Lussoさん、スイッチが入ったように真っ先に岸上扇引き釣法に挑戦されました。
心なしか目付きが真剣に…(笑)
紅い夕空を背景に何度も打ち下ろします。かっこいいです!
mihiroさんはカメラマンに徹しています。
うおさんはもう応援団。(笑)
さて私はコンクリートブロック前に再挑戦。
シンカーを付け、フライはまだ試していない紫マラブー(ボディはシルバーティンセルの管釣り用)に交換。
ゆっくり底に送り込むと、微かに糸フケが…、聞き合わせを入れるとグッと手応え、乗りました!
#3ロッドがバットからギュンと曲がりますが動く気配がありません。
はぁ?なんか違う!?
底でゆっくり動く気配、走らないこの重さ、鯉でした。
口にガッチリ掛かり5Xなので大丈夫と確信し、浮かせて空気を吸わせ弱らせることだけを考え耐えました。
背後のギャラリーさんのおお〜とか、ヤバい!とか、溜めすぎーとかの暖かい声援を浴びつつ約15分、なかなか弱らない丸々とした魚体の引きに耐えた後やっとこさ岸に寄せ、今回もうおさんのお手を借りて撮影ポイントに横たえてもらった。
早速、うおさんがメジャーで計測、48cmありました。
マルタ狙いでサプライズの鯉。
人生初鯉はズッシリ重かった。
しばし撮影タイム。流れにリリースした私はもう納竿モード。
後はGran Lussoさんに釣っていただければ、申し分なし。
GLさんラストステージですよー。
今日はこれで終わりではありませんでした。
フィナーレを飾る一発は、うおさんが仕留めたのです。
夕闇が広がりつつある瀬に向かい「mihiroキールマラブー」をキャストして、喰ってきたマルタの口に見事フッキング。
川を挟んで私とmihiroさんのカメラの前で会心の笑みを浮かべるうおさん。
本日2尾目は待望の口掛りでした。
毎週のマルタ釣行を重ねる度に釣りの精度がアップ、大したものです。
mihiroさんには感謝です。
岸上扇引き釣法は良いお手本となりました。うおさん曰く、釣ってる感がします!こうやってマルタを釣ると面白い!ことが実感できました。
Gran Lussoさんは、途中でオイカワ狙いに浮気チェンジ(爆笑)した時間帯も挟みつつ、マルタの鋭いアタリも体感され一応のご満足いただけたご様子。
最後に四人の今日のタックルを並べた写真で、至福の一日の締め括りとしたい。
なぜかロッドが5本…(笑)
おまけ
締めくくった後に恐縮ですが、すばらしい「mihiroキールマラブー」を翌日巻いてみた。
フックは写真手前がTMC 207BLの#14、向こうがMUSTAD 37160の#10。
TMC 207BLは現在は廃番。この両方ともかつてヒゲナガなどのニンフフライで愛用していた。
復活してほしいフックです。
私は釣行直後にフライを巻くことが多い。
悔しい思いをしたイメージを持って工夫など加えて次回に備える。
直後ほどアイデアは鮮明だ。
このすばらしいフライはmihiroさんのオリジナル、対マルタ用としては高い実績を示したと言えるだろう。
もう試してみたくてワクワクです。