『いざ入魂、皆さんお世話になります。』
釣行の朝、愛車ナビに釣行ルートをインプットしていると、カチーフさん登場。
予定より15分早いお越しです。気合い入ってる感ムンムン(笑)
早速、我が愛車にお乗せして出動!
先ずはGreen Cherokeeさん(以下、グリチェロさん)と無事に合流し、遠路馳せ参じて下さった労をねぎらい、次いでGran Lussoさん(以下、GLさん)をお乗せして一路H川へ。
GLさん、いつもの裏道ルートナビ、さすが早目の的確さがありがたい。
愛車は4人の釣り◯カを乗せ、賑やかに走って行きました。
秋晴の空は、青さが深い。
気温17℃、微風が気持ちいい。
最後の坂を下り、右に折れて到着。
GLさんのホームリバー H川、紅葉の樹木に水は澄んでいい流れです。
さぁ、やりましょう!
フライは迷わず#20ミッジパラ。
皆さん、「先ずは、入魂の1尾をどうぞ!」とばかり、カメラを構えてニコニコしながらこちらを眺めていらっしゃる。
6つの目を一身に浴びて、んじゃー、やるっきゃないね。
最初のプールは、ウンともスンとも反応無く、10m下の瀬に移動。
1投目からピシッと出ましたが乗らず。
三人が正面からカメラ、やりにくぅぅぅ。
私、大汗( ; ; )。
(photo:kerchiefさん)
それでも数投後には、ヒットぉぉぉぉぉ!
その瞬間、フラッシュの嵐。
(瞬光は見えませんが、大きな波動が… 笑)
もう「本日の主役」タスキを掛けたい気分。やれやれ、重荷を降ろすことができました。
しばし入魂の記念撮影。
皆さんの祝福を浴びて、水槽のオイカワも輝いています。
グリチェロさん、GLさんの笑顔をバックに一枚。(お二人の満面の笑みをぼかすのは、ほんともったいないです)
さて、てんでに散って各自の釣りが始まり、川に静寂が戻ったところでスタート地点から上流のプールへ。
流れ出しでカワムツを追加、2尾目。
振り返ると、皆さん下流へ移動したようです。
先行のお三人は何処?
川を見つつ下って行きます。
(カチーフさん、一人で爆釣状態の図)
やがて開けたいい瀬があり、ヒラを打ってる魚影があちらこちらと目に止まります。気温の上昇とともにユスリカでしょうか、小型の虫のハッチも見られライズも増えています。
いい時間帯です。
ここでやってみる事にしました。
1投目からバイトあり、すっぽ抜け。岸際寄りをさらに数投、出ました良型カワムツです。
それからは、オイカワとカワムツが交互に釣れますが、サイズはいまイチ。それでも活性高く一気にツ抜け達成となりました。釣りしたのは、まだわずかな区間だけですがこの魚影の濃さ、決して広くはないが川の環境は整っています。
入魂したての numa Zacco Specialはすでにすっかり馴染んでいます。もう何年も使ってるロッドのようにミッジフライが気持ち良くポイントに飛んでくれます。実に快適な竿です。
H川も魚の反応もお天気までも実に気持ちいい、もうここまででも十分と思えたのです。
(実はこの頃、下流ではGLさんが良型オイカワ3連発、カチーフさんは30尾越え達成で盛り上がっていようとは…)
ずっと下流へ行った皆さんに追いつこう。
(グリチェロさん、GLさんの熱中シーン)
その後、左岸が護岸になっていて、変化のある流れに3人が集中している模様。
グリチェロさんから先ほどまでの好釣ぶりを話され、ポイントも譲っていただきました。
川は左岸側が日陰、右岸側が陽に照らされくっきり明暗が分かれています。
フライを流すと日陰エリアは反応無く、日照りエリアはバイトしてくるのが好対照。
でも乗ってきませんでした。#22〜#24に替えるべきか…
(photo:Green Cherokeeさん)
ここまで、スタートから一度もフライ交換しないまま、ドライスプレーで浮力を維持してきましたが、ワンサイズ落とせばもっと釣れたでしょう。
しかし、時計を見ると1時をとっくに周っています。
腹も減るわけです、午前のH川FFはこれまで。ランチタイムとしました。
GLさんが目星をつけていた中華屋さんへ。
ラーメンと餃子、腹に染み渡りました。(釣りの時は汁気が欲しくなるものです)
昼食後は、T川へ移動。
先ほどとは打って変わってこの広さ、さてどこから攻めようか…
フライは#18 ホワイトミッジにやっと交換(サイズアップじゃん!)
視認性重視で今回のT川用に巻いてきました。
最初に土手から降りた先は、反応ほとんど無し、早々に大橋下に移動。
GLさんから事前にお聞きしていた通りチェストハイウェーダーのおかげで、どこでも渡渉できます。カチーフさん、グリチェロさんは苦戦模様。
GLさんはマイペース。
カチーフさん、苦戦中…らしい
左岸側はゲキ渋、日が陰ってきて気温も急降下、ハッチも減りまずい状況です。
どんどん渡渉し、対岸まで約15m地点で緩い落差の流れ込みがあり、ビシバシ反応してくれます。
しかし、乗らない、喰わない…
ジリジリとした時間が過ぎた頃、やっとヒット!
用意したランディングネットに入魂すべく慎重に収めて(ネット開口部が狭いので、ご入場が慣れなくて大変)、11尾目はオイカワでした。
その後1尾追加して納竿。
両川で一応の結果を出せて、もう堪能しました。
川原で4人のタックルを並べて記念撮影。
この20年間、ほぼ単独釣行をしてきた私にとって、仲間とワイワイ楽しむことはあこがれでした。
今、未知の世界の扉を開いて、新鮮な空気を腹一杯吸い込んでいる気分です。
今回の入魂釣行、お世話になったカチーフさん、Green Cherokeeさん、Gran Lussoさんに深く厚く感謝申し上げます。
幸福な、最良の1日に乾杯! またやりましょう。