今回の釣行は秩父漁協管内の小渓流で、初めての川。ポイントと入渓点を探しながら上下に移動しつつ、手頃な場所に降りてみました。
雪解け水で冷たいけど透明感あふれるイイ流れに期待が高まってきます。
しかし虫の姿はなく、ライズも無し。
ブラインドでたたき上がれば何とかなるでしょう…
やがてパラシュート#18に挨拶に来てくれたのはチビヤマメですが、すっぽ抜け。
一発目を外すと苦戦する定例のパターンだけはご勘弁を m(__)m と念じつつ、次のポイントへ移動。
ここでもピシッとでました〜、が、乗らず とほほ…
70m先の堰堤までに4発すべて取れず。
それでもまずまずの反応で気分は悪くありません。
車に戻り2km上流へ移動し、早めのランチタイム。
上流から地元フライマンが下って来たので状況を聞きます。
「餌釣り師が何人か入ってるよ〜、先日放流があったばかりだからね〜。」
「上流は結構雪が残っているから雪渓には注意して、絶対に踏み越えないほうがいいよ、ズボっていっちゃうよ」
入渓してみるも反応皆無。さらに進むと、なるほど餌釣り師が…
あきらめ早々に上がり、一気に4km程度上流へ。
釣り師の姿は無さそうなエリアに入渓。
今度はぽつぽつ反応があります。
やる気が出てくるなぁ。
しかしまたまたすっぽ抜け、あわせ切れ、やっと掛けたヤマメは取り込み寸前でバイバイ!
一発目を外すと苦戦する定例のパターンがいよいよ現実のものとなりました。
ついに9連続敗退の危機。敗北のッ抜けだけはご勘弁を!
もう14時を過ぎてきた頃。
ユスリカ、カワゲラに混じってカゲロウも飛んでおり魚の活性も良くなってきたので、
気合いを入れてパラシュートを結び石裏のよれに落とすとパシッと出てやっと乗りました。
慎重にゆっくりと取り込みます。
やったー!やっと釣れたぞ今年の初ヤマメ。
苦戦の末の貴重な1尾。
会いたかったよ、あなた!
15cmほどのオチビちゃんですがきれいだね。
この後も2発のすっぽ抜けで結局、ボーズ逃れの貴重な1尾となりました。
今日は喰いが浅かったのと先行者もいたのでこれで良しとしなければ。
帰路は川沿いの風景に見とれつつ、所々車を止めてパチリ。
のどかな山里の春でございました。